【南アルプス3泊4日テント泊】お花畑!赤石岳〜悪沢岳をゆるく周回 2022.7.28

登山日記

こんにちは、あっくんです。

南アルプス南部・赤石岳〜荒川三山(前岳・中岳・悪沢岳)を周回した登山をリポートします。
かなりゆったりした計画でお花畑を満喫できました!
7月下旬から8月にこのエリアの登山を計画されている方の参考になれば嬉しいです。

良かったところ

・天気に恵まれた(午前中に行動。昼までに山小屋着、午後は毎日雨だった)
・お花畑を満喫できた(7月末〜8月は花盛りで最高)
・同じルートで歩く方と出会い、下山まで同行。楽しい登山ができた

悪かったところ

・大量の汗で一眼カメラが故障(泣)

南アルプス南部はアクセスが良いとは言えません。
しかも広大で、歩き切るには体力と時間が必要です。
だからこそ歩き切った時の達成感は何者にも変え難いと言えます。
俗世間から離れ、自然真正面から向き合う。そんな体験ができる山域です。

それでは詳しく見ていきます!

赤石岳&悪沢岳とは

赤石岳は南アルプス南部に位置する標高3120mの山です。
南アルプスの正式名称は赤石山脈と言われることから、赤石岳はまさに南アルプスの主峰と言えます。

富士見平から望む赤石岳(左)と小赤石岳 

悪沢岳は荒川三山の一つで(西から前岳、中岳、悪沢岳)通称は東岳。
登山者のあいだで「悪沢岳」の方が聞き馴染みがあるのは「日本百名山」の著者・深田久弥さんが強く主張しているからでしょう。標高は3146mで南アルプス南部では最高峰です。

荒川三山 画面右が悪沢岳

ルート概要と登山計画

登山口である椹島(さわらじま)から右回りに赤石岳、悪沢岳、千枚岳を通り椹島に戻ってくる周回ルートを紹介します。

途中には山小屋3軒、避難小屋2軒があり宿泊や休憩がとりやすいルートとなっています。
ただしこのエリアの山小屋は小屋泊、テント泊とも事前予約が必要です。

行程

1日目 椹島ー赤石小屋泊
2日目 赤石小屋ー赤石岳ー荒川小屋泊
3日目 荒川小屋ー荒川三山(前岳中岳悪沢岳)ー千枚小屋泊
4日目 千枚小屋ー椹島

私は3泊4日のゆったりした行程でしたが、2泊3日で歩くことも可能です。
その場合は、1日の行動時間が8時間を超える場合があります。夏期は午後に天気が崩れやすいので、早出早着を心がけていきたいですね。

アクセス

登山拠点の椹島(さわらじま)へ行くにはバスしかありません。
夏期は畑薙第一ダム発電所入口駐車場(P無料 約300台)までマイカーで行けます。
駐車場から東海フォレスト運営の送迎バスに乗り換えます。
ただしバスに乗るには東海フォレストが運営する山小屋(※)に1カ所以上宿泊しなければなりません(テント泊の場合はNG)。山小屋泊を1泊以上する方だけバスを無料で利用できます。

※東海フォレストが運営する山小屋

 椹島ロッジ・赤石小屋・千枚小屋・荒川小屋・熊ノ平小屋・百間洞山の家・赤石岳避難小屋・中岳避難小屋・高山裏避難小屋・小河内岳避難小屋

畑薙第一ダムまでバスで行く場合
→JR静岡駅から  しずてつジャストライン 約3時間30分 3000円 7/17~8/31 1日1往復

バスの運行は荒天や林道の状況により中止する場合があるので状況をよくご確認ください!

登山リポート

1日目 椹島〜赤石小屋

畑薙第一ダム駐車場 広いので安心!

あさ7時半、畑薙第一ダムからバスに乗り、約1時間で椹島に着く予定です。この日は天気が良く、バスの車窓から赤石岳が見えました。

赤石岳登山口 いきなり萎える急階段。。


椹島から赤石小屋までは超急登!
滝汗が止まりません!

カンバ段 椹島〜赤石小屋の中間地点
かわいい看板に癒されつつも、あと30分もあるという絶望。
雨が降り出したが、何とか濡れずに到着!

夜ごはんでいただけるのは赤石小屋名物・豚の生姜焼き!赤石小屋を選んだ理由がこれです。濃いめの味付けが汗で流れた塩分を補います。ごちそうさまでした!(写真がなくてごめんなさい)

DATA

 椹島ロッジ (4:14) 赤石小屋
  合計時間  4時間14分
  距  離  5.3km
  累積標高  のぼり1460m/くだり37m

2日目 赤石小屋ー赤石岳ー荒川小屋

3時ごろから周りが騒がしくなってきたので起床しました。4時半から朝食、食べたらサクッと出発です。予報通り天気は最高!小屋前からは赤石岳や聖岳がバッチリ見えました。

赤石小屋から望むモルゲンな赤石岳
富士見平からの富士山

富士見平で小休憩し、眺望を楽しんだ後はいよいよ赤石岳への本格的な登りです。岩場や急登が多く、稜線に上がるまでかなり体力をロス。でも途中のお花畑に癒され心地よい疲れです。

このカールを登る!
ミネウスユキソウ
ハクサンイチゲ
お花畑です
チングルマと赤石岳

稜線まで出たらザックをデポし赤石岳へ向かいます。しかしこの辺りからカメラが不調で写真が撮れませんでした。小赤石岳あたりから復活して事なきを得ましたが、赤石岳登頂の写真がないのは残念です。。

赤石岳登頂後は赤石岳避難小屋にも立ち寄り、名物夫婦にお会いできました。一枚1000円という破格値のオリジナルTシャツを購入しました!
ここから大聖寺平を経由し荒川小屋へ。大聖寺平では雄大な荒川三山にしばし絶句。。

どっしりとした荒川三山 
荒川小屋はもう少し
着きました!お世話になる荒川小屋です
一番乗りでテント設営しました!


荒川小屋には10時半ごろ着きました。早すぎるくらいですね汗 小屋番さんが着てた悪沢岳Tシャツが格好良かったです! テン場一番乗りだったので場所を選んで設営できました。近くの水場は水量豊富で冷たくて美味。小屋の相部屋とは違ってプライベート空間が確保できるテント泊はやっぱいいな〜としみじみ。午後は案の定雨が降ったり止んだりで遠くで雷も鳴ってました。
明日も午前中には千枚小屋に着くように5時出発を心に誓い、今日はゆっくり休みます。

DATA

 赤石小屋 (0:32)ー 富士見平 ー(2:12)ー 赤石岳 ー(0:28)ー 小赤石岳 ー(0:42)ー 大聖寺平 ー(0:23)ー 荒川小屋  
  合計時間  5時間17分
  距  離  6.6km
  累積標高  のぼり797m/くだり723m

3日目 荒川小屋ー荒川前岳ー中岳ー悪沢岳ー千枚小屋

昨日の雨は夜には止んだようです。夜は満点の星空、朝は富士山が楽しめました!

テント場から富士山がバッチリ

予定より30分ぐらい遅く出発。前岳まではお花畑のカールを登ります。

赤石岳(小赤石)と荒川小屋
色とりどりの花たち
朝露のミネウスユキソウ
咲き始めのイワベンケイ

花に癒されながら進むも息は絶え絶え。。稜線に出たら迷わずザックデポで荒川前岳へ!

荒川前岳 標高3068m
荒川中岳、悪沢岳(右)

避難小屋がある中岳を過ぎ、悪沢岳へ向かいます。悪沢岳頂上へは2回急坂を登らなくてはなりません。

タカネマツムシソウ
ナデシコ

花に癒されながらなんとか辿り着きました!
南アルプス南部の最高峰・悪沢岳です。

標高3141m 悪沢岳
赤石岳方面
登ってきた前岳と中岳


360度の眺望を楽しんだ後は千枚岳へ。
道中のお花畑は初めて見る花がたくさん咲いており、全然進みませんでした笑
次来る時は千枚岳とここのお花畑のピストンでいいかもと思うくらいの咲きっぷり。

トリカブト
お花畑と赤石岳
千枚小屋到着!

昨日とほぼ同じ時間に小屋へ着いて、ホッ。
ビールで早々に乾杯しちゃいました。
ちなみにこの日もテン場一番乗り。楽な計画ですから…。

DATA

 荒川小屋 (1:19)ー 前岳 ー(0:06)ー 荒川中岳/中岳避難小屋 ー(0:58)ー 悪沢岳 ー(0:17)ー 丸山 ー(0:31)ー 千枚岳 ー(0:20)ー 千枚小屋  
  合計時間  5時間9分
  距  離  6.5km
  累積標高  のぼり763m/くだり759m

4日目 千枚小屋ー椹島

予定通り5時過ぎに出発。小屋前から富士山と雲海。今日も天気良さそう。

小屋前からは富士山
ご来校が直撃する千枚小屋

なかなかのペースで一気に下ります。陽は出ているが深い森のため日差しはほとんど当たらない…なのに暑い!初日に続いて滝汗噴出です。

木漏れ日が眩しいが暑いです
清水平近くの水場

途中の岩稜帯にもうんざり。吊り橋手前の急なくだりもなかなかです。アルプスには簡単に登れる山はないですね。

吊り橋 あとは林道歩き

9時すぎに椹島到着。おつかれ山でした。
運転があるのでコーラで乾杯
14時に予約してたバスを受付で10時半に変更していただきました。

DATA

 千枚小屋 (0:17)ー 駒鳥池 ー(1:55)ー 小石下 ー(1:33)ー 椹島ロッジ
  合計時間  3時間54分
  距  離  9.1km
  累積標高  のぼり142m/くだり1636m

まとめ

良き登山でした!
お花畑を満喫できたのが何よりの思い出です。
天気も味方にでき、人生でベスト10に入る山行と言えます!
誤算は初日にカメラが故障しかけたこと。
何とか2日目に起動しましたが下山後は即修理に出しました。汗で塩分が入ってしまったようで、カメラの持ち運び方も考えさせられました。

今回紹介した赤石岳ー悪沢岳以外にも聖岳や光岳の日本百名山や笊ヶ岳、蝙蝠岳などのマイナーな山々も数多くあります。
今年は、時間をとって南アルプス南部への山旅に出かけてみませんか?

以上、あっくんでした!

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