みなさんこんにちは、あっくんです。
この記事では、雲ノ平&黒部源流域への5泊6日登山リポートをお送りします。
2日目は、薬師峠テント場から雲ノ平へ向かいます。いつも通りゆるい計画ですので、早めに小屋に着いて雲ノ平周辺にある各庭園や祖父岳を散策しました。
雲ノ平に行ってみたい人や、雲ノ平が気になる人などが参考になる記事にしていますのでぜひ最後までお読みください!
2日目 登山リポート
2日目は、太郎平小屋のテント場である薬師峠から雲ノ平まで行く予定です。この日は雲ノ平をしっかり楽しむのがメインです。

薬師峠〜薬師沢小屋
薬師峠テント場を朝5時過ぎに出発です。水が豊富でトイレはキレイ、快適なテン場でした。お世話になりました。

小屋がある太郎兵衛平に戻り、雲ノ平・薬師沢方面へ向かいます。


沢に降りていくので下り基調。木道のまわりはお花畑状態で嬉しくなります。










しばらく下り、薬師沢小屋到着。

しばし休憩し美味しい水を補給させてもらいました。
秘境・雲ノ平へ

ここからは急登です。
標高差は約400m、コースタイム1:45です。

ここが2日目の核心部でした。2日目だけではなく今回の山行で一番しんどかったのはここです。
岩場をよじ登っていく感じですが、苔むしている岩もあり滑りやすくなっています。滝汗が止まりません。。


開けたところに出たらひと安心。Tシャツを絞ってから行きます。
雲ノ平一帯はお花畑でした。

雲ノ平では、エリアごとに「アラスカ庭園」や「奥日本庭園」など雰囲気のある名前がつけられてます。





曇ってはいますが黒部五郎岳や三俣蓮華岳、水晶岳が見れました。


祖母岳を過ぎると山小屋が見えてきます。秘境にどっしりと構える雲ノ平山荘です。

存在感があります。でも雲ノ平の自然に溶け込んでいます。

小屋にいくと対応してくれたのはオーナーの伊藤さんでした。
「初めて来ました」などと話しながらテント受付をしていただきました。
案内されたテント場へ向かう途中、ライチョウに遭遇!親鳥と合わせて5羽の群れでした。


午前中に着いたのでテント場はまだ数張り。いい場所を選べました!


午後の散策の前に小屋でランチを。雲ノ平山荘とテン場の距離は約20分ですが、景色が気持ちいいのとほぼ平坦なのであっという間に着きます。
山荘の中はカフェみたいに洒落てます。

ジャワ風カレーを選びました。外のテラス席でいただきます。
黒部五郎岳を見ながらランチは良すぎます。目もお腹も満足でした。







雲ノ平散策・祖父岳へ
お腹も満たされたので散策です。
まず水晶岳をみながらスイス庭園へ。


木道の周りは池塘、見上げると赤牛岳がそびえる。
スイス庭園の眺めは最高。明日行く高天原山荘も見えます。



祖父岳へはガレ場登り。山頂からは鷲羽岳、槍ヶ岳が見えます。つくづく天気良くて良かったです。


テン場に戻るとテントかなり増えてます。そりゃそうだ、土曜日です。
小屋で買ったクラフトビールや酎ハイでまったり。周りのテントも賑やかでした。

3日目に続きます。
2日目のデータ
薬師峠テント場 ー(2:05)ー 薬師沢小屋 ー(2:33)ー 雲ノ平山荘 ー(0:23)ー テント場
【昼休憩】
テント場 ー(0:58)ー 祖父岳 ー(0:49)ー 雲ノ平山荘 ー(0:18)ー テント場
合計時間 11時間6分
距 離 17.9km
累積標高 のぼり1301m/くだり1040m
2日目でお世話になった雲ノ平山荘です。秘境に佇むおしゃれな山荘といったイメージがある一方で、アートイベントなど山小屋としては先進的で独自の取り組みをされている個性あふれる小屋です。

定員:60名(完全予約制)
【宿泊料金】 | 基本料金(別途ユース割引あり) |
1泊2食付 | 16,000円 |
1泊夕食 | 13,700円 |
素泊まり | 10,000円 |
テント泊 | 1人2,500円(50張)対象日のみ要予約 テント泊の2025年度予約対象日 7月19日(土)、20日(日) 8月9日(土)ー 17日(日) 9月13日(土)、14日(日)、20日(土)ー 22日(月) |
※予約の詳細は雲ノ平山荘ホームページをご確認ください。
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