こんにちは、あっくんです。
5泊6日の雲ノ平、黒部源流域の登山も佳境になりました。
水晶小屋から鷲羽岳、黒部五郎岳へ行き折立に下山するまでをリポートします。
この記事は、黒部源流域に行ってみたい方や興味のある方、鷲羽岳・黒部五郎岳の日本百名山へ行きたい方などへ参考になる情報を載せておりますので、ぜひ最後までご覧ください。
5〜6日目 登山リポート

5日目は水晶小屋から鷲羽岳へ。予定では三俣山荘でテント泊の予定でしたが、天気が優れないので1日短縮し、5泊6日に変更しました。この日は三俣蓮華岳を通り黒部五郎小舎でテント泊に変更します。
6日目で黒部五郎岳から折立へ下山する行程です。
水晶小屋〜鷲羽岳〜三俣山荘
水晶小屋の朝ごはんは5時。岩魚定食です。
山小屋で暖かいごはんと魚が食べれるのはありがたい!ごちそうさまでした。

朝は霧、時折小雨。今日はレインウェアで行動します。
さあ、鷲羽岳を目指します。

昨日来たワリモ岳を通りすぎたあたり、ガスってる時の楽しみはライチョウだよなーと思っていたら。
出ましたライチョウ!今回2度目の遭遇で嬉しくなりました。


日本百名山・鷲羽岳に着きました!
ガスガスですので景色は良くなかったです。鷲羽池も見れず。。
また天気のいい時に来たいですね。


ガレた下り道を約40分行くと、三俣山荘に到着。

お土産にモンベルとコラボした鷲羽岳のTシャツを購入しました。
近くには伊藤新道の分岐点。近年開通したバリエーションルートです。難路ですがいつかは行ってみたいですね。



三俣蓮華岳〜黒部五郎小舎

30分ほど行くと三俣蓮華岳へ着きました。ここが北アルプスの北部と南部を分ける中間地点です。

天気も良くないので先を急ぎます。


約1時間ぐらいで黒部五郎小舎に到着しました。
事前に電話してたので、1日前倒しのテント泊でもオッケーでした。



テントは数張しかいませんでした。風が強くてテント設営に手こずります。。




天気が優れず、雨が混じる強風でした。
テントで昼、夜とすごしました。散策ができないので残念です。
山と高原地図を眺めたり、小説(この旅では新田次郎著・槍ヶ岳開山)を読んだり。
特にすることないので読書しまくりです。

早めの夕ごはん。汁なし担々麺と味噌汁、小屋で買ったポテチです。

夜になるとだんだん雨脚が強くなり、テント内に少し染み込む程でした。
雨、上がってくれたらいいのにと願いつつ、あまり寝れない夜でした。
黒部五郎小舎〜黒部五郎岳
6日目。黒部五郎小舎テント場の朝です。
この日は黒部五郎岳から太郎兵衛平まで行き、折立に下山の予定です。
しかし強風で雨が降っています。風が強すぎてテント撤収難航しました。。

黒部五郎カールを通って、山頂を目指します。

少し歩くだけでメガネに水滴がついて見えづらくなります。
そんな中でも黒部五郎カールはお花畑です。所々は草紅葉も始まってますね。




約1時間半程歩いて黒部五郎の肩に到着。

ザックをデポして頂上アタックです。
約10分歩き到着したあと写真だけ撮ろうと思った時、まさかのスマホ充電切れ。。
どうやら登頂少し前から落ちてたようです。
ここまで来てログが残らないのは辛過ぎると思い、肩まで戻りモバイルバッテリーでチャージです。
そして再アタック笑
日本百名山・黒部五郎岳、登頂です!

雨の中2回も登頂してしまいました笑 でも思い出に残る登山になりました。
天気のいい時に3回目の登頂します!
黒部五郎岳〜太郎兵衛平〜折立
太郎兵衛平への道は風の中の稜線歩きです。


霧でよく見えませんが実はお花畑なんです。

標高下がると風がおさまってきました。



北ノ俣岳を通るころには天気回復、霧も晴れました。




太郎兵衛平に着く前に、この旅最後のピーク・太郎山へ。


太郎平小屋に着きました。
お昼だったので登山者が多くいました。

旅ももう終わりですね。
まだ油断できないですが、一安心。

あとは折立に下るのみ。ウイニングランです。
薬師岳の尾根やニッコウキスゲを見ながら行きます。



下山スピードが思ったより早く、コースタイムより1時間巻きました。

無事折立に着きました。おつかれ山でした!!!
5〜6日目のデータ
水晶小屋 ー(1:15)ー 鷲羽岳 ー(0:42)ー 三俣山荘 ー(0:35)ー 三俣蓮華岳 ー(1:00)ー 黒部五郎小舎
合計時間 5時間02分
距 離 7.0km
累積標高 のぼり408m/くだり958m
5日目にお世話になったのは黒部五郎小舎です。黒部平と呼ばれる草原に位置する双六小屋グループの山小屋です。
黒部五郎小舎 ー(2:19)ー 黒部五郎岳 ー(1:47)ー 赤木岳 ー(0:31)ー 北ノ俣岳 ー(1:08)ー 太郎山 ー(0:03)ー 太郎平小屋 ー(1:58)ー 折立登山口
合計時間 9時間06分
距 離 18.3km
累積標高 のぼり950m/くだり1944m
5泊6日登山を終えて
5泊6日の長い登山でした。
登山している時は家や街が恋しくなりました。
人にも会いたくなった。
下山すると、
また山に行きたい。
こんな心境でした。
「山を想えば人恋し 人を想えば山恋し」(百瀬慎太郎)
記事を書いている2025年4月の段階でも、この時の6日間を超える登山は経験しておりません。
本当に貴重な体験でした。
そしてまた雲ノ平や黒部源流域に行きたくなります。
いつか晴れの日に行きたいですね。
これらの記事がみなさんの参考になれば嬉しいです。
最後まで読んでくださって、ありがとうございました!
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