こんにちは!あっくんです。
このブログではこれまでに、日本百名山、そして日本二百名山についてまとめてきました。
そしていよいよ、三百名山をまとめるに至りました!
「三百名山」と聞くと、なんだかガチ登山者向けの世界に感じてしまって、ちょっと距離を感じるかもしれません。
でも実際のところ、三百名山は「山選びの引き出しを増やしてくれるカタログ」みたいな存在だと思っています。カタログを眺めて、「この山なら近いし行けそう」「ここなら無理なく楽しめそう」そんな一座が見つかれば、それだけで十分ラッキーです。

三百名山には、百名山・二百名山ほどメジャーではないけれど、景色が良かったり、静かな雰囲気を楽しめたりする“良い山”がたくさんあります。
一方で、アクセスが悪かったり、登山道が分かりにくかったりと、少しハードルが高めな山も正直混ざっています。
この記事では、日本三百名山の概要や百名山・二百名山との違いを整理しつつ、難易度つきの一覧表でまとめました。「今の自分でも行けそうな三百名山」を探すための資料として活用してもらえたら嬉しいです。

日本三百名山とは
「日本三百名山(にほんさんびゃくめいざん)」とは、日本山岳会が1978年(昭和53年)に発表した全国の300座の山々のことです。
深田久弥氏が1964年に選定した日本百名山(100座)に加えて、全国各地の名山(200座)が選ばれました。
- 品格:厳しさか強さや美しさか、何か人を打ってくるもの
- 歴史:人間と深いかかわりを持った山
- 個性:その形体であれ、現象であれ、乃至は伝統であれ、他に無く、その山だけが具えている独自のもの
- 標高:標高1500m以上(筑波山、開聞岳は例外)
三百名山の選定には、上記の百名山基準から「標高」が外され、1500m以下の低山、近畿以南の山が多数選ばれています。
- 日本百名山:深田久弥氏によって選定された日本を代表する100座で、歴史的にも人気が高い “登山者の目標” 的な存在。
- 日本二百名山:百名山に次ぐ名山を選んだもの。百名山ほどの知名度はないものの、登山者視点で満足度の高い山が並ぶ。
- 日本三百名山:百名山・二百名山を含めた、さらに幅広い山々をまとめたリストで、全国の多彩な山を楽しむための“選択肢を広げるカタログ”的な位置づけ。

日本三百名山|エリア別一覧(8エリア紹介)
次に、日本二百名山のエリア別一覧表を掲載します。
山名・標高・難易度とともに、その特徴や登山の雰囲気も一目でわかるようにしています。
気になる山があれば、ぜひ登山計画に取り入れてみてください。
北海道エリア
| No | 山名 | 読み | 山系(山脈名) | 標高 | 難易度 | コメント |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 301 | オプタテシケ山 | おぷたてしけやま | 十勝岳連峰 | 2,012m | ★★★★☆ | 大雪山系南端に位置する鋭峰。溶岩台地と岩稜が織りなす荒々しい景観が印象的な展望の山。 |
| 302 | ニセイカウシュッペ山 | にせいかうしゅっぺやま | 石狩山地 | 1,883m | ★★★★☆ | 北海道らしい大展望が広がる名峰。長い稜線歩きと起伏に富んだ地形が登山者を楽しませる。 |
| 303 | 神威岳 | かむいだけ | 日高山脈 | 1,600m | ★★★★★ | 日高山脈中部の険しい一座。藪と急登が続く行程で、経験と体力を要する上級者向けの山。 |
| 304 | 余市岳 | よいちだけ | 札幌山地 | 1,488m | ★★★☆☆ | 札幌近郊に位置する展望の山。変化に富んだ登山道と、日本海まで望める眺めが魅力である。 |
| 305 | ニセコアンヌプリ | にせこあんぬぷり | ニセコ連峰 | 1,308m | ★★☆☆☆ | なだらかな火山地形が特徴の名峰。初心者でも登りやすく、山頂からの360度展望が爽快。 |
| 306 | 狩場山 | かりばやま | 狩場山地 | 1,520m | ★★★☆☆ | 日本海側にそびえる独立感の強い山。高山植物と広い山頂からの展望が印象に残る。 |
| 307 | 大千軒岳 | だいせんげんだけ | 松前山地 | 1,072m | ★★★☆☆ | 道南最高峰として知られる名山。ブナ林と緩やかな稜線が続き、落ち着いた山歩きが楽しめる。 |
東北エリア
| No | 山名 | 読み | 山系 | 標高 | 難易度 | コメント |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 308 | 五葉山 | ごようさん | 北上山地 | 1,351m | ★★★☆☆ | 太平洋を望む展望の名峰。花崗岩の山容と穏やかな稜線歩きが特徴の親しみやすい山である。 |
| 309 | 烏帽子岳(乳頭山) | えぼしだけ(にゅうとうさん) | 奥羽山脈 | 1,478m | ★★★★☆ | 乳頭温泉郷の背後にそびえる名峰。火山地形と静かな登山道が奥深い雰囲気を醸し出す。 |
| 310 | 太平山 | たいへいざん | 太平山地 | 1,170m | ★★★☆☆ | 秋田平野にそびえる信仰の山。ブナ林と変化ある登山道が続き、地域に親しまれる存在。 |
| 311 | 摩耶山 | まやさん | 越後山脈 | 1,019m | ★★★☆☆ | 日本海を望む展望の山。急登もあるが行程は短く、達成感と眺望を同時に味わえる一座。 |
| 312 | 泉ヶ岳 | いずみがたけ | 奥羽山脈 | 1,175m | ★★☆☆☆ | 仙台近郊の人気の山。多彩な登山ルートと四季折々の自然が楽しめる市民的名峰。 |
| 313 | 祝瓶山 | いわいがめやま | 朝日山地 | 1,417m | ★★★★☆ | 朝日連峰前衛の静かな山。ブナ林と長い尾根歩きが続き、山深さを実感できる。 |
| 314 | 一切経山 | いっさいきょうざん | 吾妻連峰 | 1,949m | ★★★☆☆ | 火山活動が生み出す荒涼とした景観が特徴。魔女の瞳と呼ばれる火口湖の眺めが圧巻。 |
| 315 | 大滝根山 | おおたきねやま | 阿武隈高地 | 1,192m | ★★☆☆☆ | 阿武隈高地の最高峰。なだらかな地形と展望の良さが特徴で、穏やかな山歩きが楽しめる。 |
| 316 | 七ヶ岳 | ななつがたけ | 会津山地 | 1,635m | ★★★★☆ | 鋭い岩峰が連なる会津の名山。アップダウンの多い稜線歩きが続き、登り応えがある。 |
| 317 | 男鹿岳 | おじかだけ | 会津山地 | 1,776m | ★★★★☆ | 奥深い山域に位置する静かな名峰。長い行程と原生的な自然が魅力の健脚向けの山。 |
| 318 | 荒海山 | あらかいだけ | 帝釈山地 | 1,581m | ★★★☆☆ | 帝釈山地を代表する穏やかな山。展望に恵まれた山頂と静かな登山道が印象的である。 |
| 319 | 二岐山 | ふたまたやま | 奥羽山脈 | 1,544m | ★★★☆☆ | 双耳峰が特徴的な山。変化のある登山道と、山頂からの展望が楽しめる好バランスの一座。 |
北関東・上信越エリア(日光・谷川・妙高・火打など)
| No | 山名 | 読み | 山系 | 標高 | 難易度 | コメント |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 320 | 高原山 | たかはらやま | 日光山地 | 1,795m | ★★★☆☆ | 日光火山群の一角を成す山。溶岩台地と樹林帯が広がり、静かで落ち着いた山歩きが楽しめる。 |
| 321 | 粟ヶ岳 | あわがたけ | 越後山脈 | 1,293m | ★★★☆☆ | 阿賀野川を望む展望の山。ブナ林と長い尾根歩きが続き、里山的魅力と奥深さを併せ持つ。 |
| 322 | 浅草岳 | あさくさだけ | 越後山脈 | 1,585m | ★★★★☆ | 日本有数の豪雪地帯にそびえる名峰。残雪期の展望と花の豊かさが印象的である。 |
| 323 | 米山 | よねやま | 越後山脈 | 993m | ★★☆☆☆ | 日本海に近い独立峰。標高は低いが眺望に優れ、海と山を同時に楽しめる一座。 |
| 324 | 青海黒姫山 | おうみくろひめやま | 妙高連峰 | 1,221m | ★★★☆☆ | 妙高山北部に位置する静かな山。樹林帯主体の登山で、落ち着いた雰囲気が魅力である。 |
| 325 | 金北山 | きんぽくさん | 佐渡山地 | 1,172m | ★★☆☆☆ | 佐渡島最高峰。穏やかな稜線と海を望む展望が特徴で、島山ならではの景観を楽しめる。 |
| 326 | 景鶴山 | けいづるやま | 尾瀬 | 2,004m | ★★★★☆ | 尾瀬ヶ原を見下ろす展望の山。湿原と高山の対比が美しく、奥深い山旅が味わえる。 |
| 327 | 朝日岳 | あさひだけ | 日光山地 | 1,945m | ★★★★☆ | 日光連山の北端を成す山。縦走路からの展望が良く、変化に富んだ稜線歩きが楽しめる。 |
| 328 | 焼山 | やけやま | 妙高連峰 | 2,400m | ★★★★☆ | 現在も噴気を上げる活火山。荒々しい火山地形と迫力ある景観が強く印象に残る。 |
| 329 | 斑尾山 | まだらおやま | 斑尾高原 | 1,382m | ★★☆☆☆ | なだらかな山容の高原の山。ブナ林と展望に恵まれ、四季を通じて親しまれている。 |
| 330 | 袈裟丸山 | けさまるやま | 足尾山地 | 1,962m | ★★★★☆ | 前袈裟丸・後袈裟丸を持つ双峰。奥深い山域と長い稜線歩きが特徴の健脚向けの山。 |
| 331 | 太郎山 | たろうさん | 日光山地 | 2,368m | ★★★★☆ | 日光火山群の主峰級の存在。広い山頂と展望が魅力で、縦走の要所としても知られる。 |
| 332 | 笠ヶ岳 | かさがたけ | 上信越高原 | 2,076m | ★★★★☆ | 谷川連峰東端に位置する名峰。岩稜と急登が続き、登り応えのある山行となる。 |
| 333 | 横手山 | よこてやま | 志賀高原 | 2,307m | ★★☆☆☆ | 志賀高原最高峰。なだらかな地形と広い展望が特徴で、気軽に高山気分を味わえる。 |
| 334 | 諏訪山 | すわやま | 西上州 | 1,549m | ★★★☆☆ | 西上州らしい岩稜の山。静かな登山道と変化ある地形が、玄人好みの魅力を放つ。 |
| 335 | 八溝山 | やみぞさん | 八溝山地 | 1,022m | ★★☆☆☆ | 茨城県最高峰。なだらかな山道が続き、展望と歴史を感じる穏やかな登山が楽しめる。 |
北アルプス・八ヶ岳エリア
| No | 山名 | 読み | 山系 | 標高 | 難易度 | コメント |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 336 | 朝日岳 | あさひだけ | 北アルプス | 2,418m | ★★★★☆ | 白馬連峰北部に位置する名峰。雪渓と花、広大な稜線が織りなす雄大な景観が魅力である。 |
| 337 | 唐松岳 | からまつだけ | 後立山連峰 | 2,696m | ★★★☆☆ | 北アルプス屈指の展望峰。比較的登りやすく、剱岳を望む眺めが多くの登山者を惹きつける。 |
| 338 | 爺ヶ岳 | じいがたけ | 後立山連峰 | 2,670m | ★★★☆☆ | 丸みを帯びた双耳峰が特徴。穏やかな稜線と展望が楽しめる、縦走入門にも適した山。 |
| 339 | 鍬崎山 | くわさきやま | 飛騨山地 | 2,090m | ★★★★☆ | 富山平野を見下ろす独立感のある山。長い登りが続き、体力を要する健脚向けの一座。 |
| 340 | 蓮華岳 | れんげだけ | 後立山連峰 | 2,799m | ★★★★☆ | 針ノ木岳の北に位置する名峰。花崗岩の稜線と静かな山域が魅力の通好みの山である。 |
| 341 | 野口五郎岳 | のぐちごろうだけ | 北アルプス | 2,924m | ★★★★☆ | 北アルプス中央部の展望峰。水晶岳を望む稜線歩きと高山的雰囲気が印象的である。 |
| 342 | 三俣蓮華岳 | みつまたれんげだけ | 北アルプス | 2,841m | ★★★★☆ | 黒部源流域にそびえる名峰。縦走路の要所として展望と広がりのある景観が魅力。 |
| 343 | 鉢盛山 | はちもりやま | 木曽山脈 | 2,446m | ★★★☆☆ | 中央アルプス南部の穏やかな山。樹林帯と広い山頂が特徴で、静かな山行が楽しめる。 |
| 344 | 鉢伏山 | はちぶせやま | 美ヶ原周辺 | 1,929m | ★★☆☆☆ | 高原状のなだらかな山。展望に優れ、初心者でも安心して歩ける開放的な山である。 |
関東周辺エリア(丹沢・奥多摩・秩父など)
| No | 山名 | 読み | 山系 | 標高 | 難易度 | コメント |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 345 | 三頭山 | みとうさん | 奥多摩 | 1,531m | ★★☆☆☆ | 奥多摩を代表する穏やかな名峰。ブナ林と歩きやすい登山道が続き、初心者にも親しまれる山。 |
| 346 | 国師ヶ岳 | こくしがたけ | 奥秩父 | 2,592m | ★★★☆☆ | 奥秩父主脈に位置する展望峰。なだらかな稜線と高原的な景観が広がる開放感ある山頂。 |
| 347 | 黒岳 | くろだけ | 御坂山塊 | 1,975m | ★★★☆☆ | 丹沢主脈の一角を成す静かな一座。人の少ない登山道と縦走時に楽しめる落ち着いた展望。 |
| 348 | 大山 | おおやま | 丹沢山地 | 1,252m | ★★☆☆☆ | 古くから信仰を集める霊山。参道と自然道が交差し、歴史と自然を同時に味わえる。 |
| 349 | 金時山 | きんときやま | 箱根山 | 1,212m | ★★☆☆☆ | 富士山展望の名所として知られる山。短時間で登頂でき、気軽に絶景を楽しめる人気峰。 |
| 350 | 箱根山 | はこねやま | 箱根火山群 | 1,438m | ★★☆☆☆ | 火山活動が生み出す多彩な地形。湖や外輪山を巡る変化に富んだ登山と観光の山域。 |
中央・南アルプスエリア
| No | 山名 | 読み | 山系 | 標高 | 難易度 | コメント |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 351 | 南木曽岳 | なぎそだけ | 中央アルプス | 1,679m | ★★★☆☆ | 急登が連続する信仰の山。山頂から御嶽山や中央アルプスを望む迫力ある展望。 |
| 352 | 越百山 | こすもやま | 中央アルプス | 2,613m | ★★★★☆ | 静かな稜線歩きが魅力の中央アルプスの秀峰。展望と高山植物に恵まれた山旅。 |
| 353 | 奥三界岳 | おくさんがいだけ | 木曽山地 | 1,810m | ★★★☆☆ | 深い山域に佇む静寂の名峰。人の少ない登山道と原生林が印象に残る。 |
| 354 | アサヨ峰 | あさよみね | 南アルプス | 2,799m | ★★★★☆ | 鋭い岩稜と高度感が際立つ前衛峰。南アルプスらしい厳しさと爽快な展望。 |
| 355 | 茶臼岳 | ちゃうすだけ | 南アルプス | 2,604m | ★★★★☆ | 南アルプス南部を代表する主峰。長大な縦走路と雄大な山容が続く本格的な山行。 |
| 356 | 奥茶臼山 | おくちゃうすやま | 南アルプス | 2,474m | ★★★★☆ | 深南部らしい奥深さを体感できる山。長い行程と静寂に包まれた稜線歩き。 |
| 357 | 入笠山 | にゅうかさやま | 南アルプス | 1,955m | ★★☆☆☆ | ゴンドラ利用で気軽に登れる展望峰。高山植物と花畑が広がる人気の一座。 |
| 358 | 山伏 | やんぶし | 赤石山脈 | 2,013m | ★★★☆☆ | 安倍奥に位置する前衛峰。富士山の眺めと静かな登山道が楽しめる落ち着いた山。 |
| 359 | 黒法師岳 | くろぼうしがだけ | 南アルプス | 2,068m | ★★★★★ | 南アルプス深南部を代表する難峰。長距離行動と高い体力が試される山行。 |
| 360 | 高塚山 | たかつかやま | 南アルプス | 1,621m | ★★★☆☆ | 深南部に位置する静かな山。登山者が少なく、原生的な雰囲気が色濃く残る。 |
| 361 | 熊伏山 | くまぶしやま | 南アルプス | 1,653m | ★★★☆☆ | 名の通り奥深い山域の一座。アップダウンが多く、縦走時の体力消耗が大きい。 |
白山周辺・近畿・中国エリア
| No | 山名 | 読み | 山系 | 標高 | 難易度 | コメント |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 362 | 白木峰 | しらきみね | 飛騨山地 | 1,596m | ★★★☆☆ | 湿原と草原が広がる開放的な山。池塘が点在する穏やかな稜線と、初夏に彩られる高山植物の花景色が魅力。 |
| 363 | 人形山 | にんぎょうやま | 飛騨高地 | 1,726m | ★★★☆☆ | ブナ林と残雪期の眺めが美しい山。白山連峰を望む展望と、奥深い山域ならではの静かな登山道が印象的。 |
| 364 | 大門山 | だいもんざん | 飛騨高地 | 1,572m | ★★★☆☆ | 人の少ない静かな山歩きが楽しめる一座。原生林に包まれた落ち着いた雰囲気と、素朴な山の佇まい。 |
| 365 | 大笠山 | おおがさやま | 白山連峰 | 1,822m | ★★★☆☆ | 白山近くに佇む展望の良い山。山頂から広がる大パノラマと、深山らしい静寂に包まれる時間が魅力。 |
| 366 | 猿ヶ馬場山 | さるがばんばやま | 白山連峰 | 1,875m | ★★★★☆ | 豪雪地帯を象徴する名峰。残雪期の雄大な景観と白山を望む展望が際立ち、雪山経験者にも人気。 |
| 367 | 三方岩岳 | さんぽういわだけ | 白山連峰 | 1,736m | ★★★☆☆ | 展望台のような山頂が印象的な一座。白山連峰から北アルプスまで見渡す大眺望とアクセスの良さ。 |
| 368 | 野伏ヶ岳 | のぶせがたけ | 白山連峰 | 1,674m | ★★★☆☆ | 薮と残雪が印象に残る山。静かなルートを好む登山者向けで、雪解け時期の変化に富んだ山行が魅力。 |
| 369 | 経ヶ岳 | きょうがたけ | 越前山地 | 1,625m | ★★★☆☆ | 福井県最高峰。広く開けた山頂と穏やかな稜線歩きが楽しめ、初心者から中級者まで安心感ある山。 |
| 370 | 医王山 | いおうぜん | 加賀山地 | 939m | ★★☆☆☆ | 加賀平野を一望できる展望の山。歴史と自然が共存する里山的存在で、気軽なハイキングにも最適。 |
| 371 | 冠山 | かんむりやま | 越美山地 | 1,257m | ★★★☆☆ | 鋭い山容が目を引く個性的な山。展望の良さと変化に富むワイルドな登山道で歩きごたえ十分。 |
| 372 | 川上岳 | かおれだけ | 飛騨山地 | 1,626m | ★★★☆☆ | 広く穏やかな山頂が印象的。展望に恵まれ、飛騨の山々を眺めながら静かな時間を過ごせる山行。 |
| 373 | 鷲ヶ岳 | わしがたけ | 両白山地 | 1,671m | ★★★☆☆ | 白山連峰を望む好展望の山。美しいブナ林と快適な稜線歩きが続き、四季を通して楽しめる。 |
| 374 | 藤原岳 | ふじわらだけ | 鈴鹿山脈 | 1,140m | ★★★☆☆ | 石灰岩の白い山肌が特徴。花の季節と展望を求めて多くの登山者で賑わう鈴鹿屈指の人気峰。 |
| 375 | 蓬莱山 | ほうらいさん | 比良山地 | 1,174m | ★★★☆☆ | 琵琶湖を望む大展望が自慢の山。四季折々で表情を変える景色と開放感ある稜線歩き。 |
| 376 | 比叡山 | ひえいざん | 比叡山地 | 848m | ★★☆☆☆ | 歴史と信仰が色濃く残る霊山。京都と琵琶湖を見渡す展望に加え、史跡巡りも楽しめる。 |
| 377 | 愛宕山 | あたごやま | 京都西山 | 924m | ★★☆☆☆ | 京都最高峰として知られる信仰の山。参詣道を辿る歴史ある登山と森深い雰囲気が特徴。 |
| 378 | 竜門岳 | りゅうもんがたけ | 大和高原 | 904m | ★★☆☆☆ | 古代信仰の舞台として知られる山。静かな山歩きと落ち着いた眺めが心を和ませる。 |
| 379 | 大和葛城山 | やまとかつらぎさん | 金剛山地 | 959m | ★★☆☆☆ | ツツジの名所として有名な山。大阪平野を一望する開放的な展望台と手軽なアクセス。 |
| 380 | 俱留尊山 | くろそやま | 室生火山群 | 1,038m | ★★★☆☆ | 火山地形が残る神秘的な山。原生林に包まれた独特の空気感と信仰色の濃さが印象的。 |
| 381 | 三峰山 | みうねやま | 台高山脈 | 1,235m | ★★★☆☆ | 霧氷の名所として名高い山。冬季に広がる幻想的な景観と静寂に包まれる稜線歩き。 |
| 382 | 高見山 | たかみやま | 台高山脈 | 1,248m | ★★★☆☆ | 関西屈指の霧氷の名峰。厳冬期ならではの展望と緊張感ある登山が楽しめる。 |
| 383 | 護摩壇山 | ごまだんざん | 紀伊山地 | 1,372m | ★★☆☆☆ | 和歌山県最高峰。なだらかな山容と広がる眺めで親しまれ、ドライブ登山も可能。 |
| 384 | 六甲山 | ろっこうさん | 六甲山地 | 931m | ★★☆☆☆ | 神戸の街並みを見下ろす代表的な山。夜景とアクセスの良さで多くの人に親しまれる。 |
| 385 | 扇ノ山 | おうぎのせん | 中国山地 | 1,310m | ★★★☆☆ | 広々とした山頂草原が印象的。日本海側まで見渡す雄大な展望と爽快な風景。 |
| 386 | 那岐山 | なぎさん | 中国山地 | 1,255m | ★★★☆☆ | 信仰と伝承に彩られた名峰。ブナ林と穏やかな稜線歩きが心地よい中国地方の名山。 |
| 387 | 道後山 | どうごやま | 中国山地 | 1,269m | ★★★☆☆ | 高原状の山頂が広がる穏やかな山。牧歌的な景観と歩きやすさで初心者にも人気。 |
| 388 | 吾妻山 | あづまやま | 中国山地 | 1,239m | ★★★☆☆ | 草原と湿原が広がる開放的な山。四季の移ろいを肌で感じられる自然豊かな景観。 |
| 401 | 山上ヶ岳 | さんじょうがたけ | 大峰山脈 | 1,719m | ★★★★☆ | 修験道の中心地として知られる霊峰。厳しい戒律と険しい登山道が今も色濃く残る。 |
四国・九州エリア
| No | 山名 | 読み | 山系 | 標高 | 難易度 | コメント |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 389 | 伊予富士 | いよふじ | 石鎚山脈 | 1,756m | ★★★☆☆ | 笹原の稜線が美しく広がる四国らしい山。縦走登山と爽快な展望を存分に楽しめる、歩いて気持ちの良い稜線が続く。 |
| 390 | 瓶ヶ森 | かめがもり | 石鎚山脈 | 1,897m | ★★★☆☆ | 広大な笹原と大展望が広がる名峰。四国屈指の美しい稜線景観と、空に近いような圧倒的な開放感が魅力。 |
| 391 | 三本杭 | さんぼんぐい | 石鎚山脈 | 1,226m | ★★★☆☆ | 静かな縦走路上に佇む落ち着いた一座。人の少ない山歩きを好む登山者に向く、通好みの静寂なピーク。 |
| 392 | 篠山 | ささやま | 四国山地 | 1,065m | ★★☆☆☆ | なだらかな山容が印象的な山。穏やかな雰囲気と展望を気軽に楽しめる、親しみやすい里山的存在。 |
| 393 | 脊振山 | せふりさん | 脊振山地 | 1,055m | ★★☆☆☆ | 福岡県最高峰。広い山頂と開放感ある眺めで、ハイキング感覚でも登れる懐の深い人気の山。 |
| 394 | 多良岳 | たらだけ | 多良山系 | 996m | ★★★☆☆ | 火山地形と原生林が織りなす山。変化に富んだ登山道と豊かな自然観察が楽しめる、歩き応えのある山域。 |
| 395 | 鶴見岳 | つるみだけ | 別府火山群 | 1,375m | ★★☆☆☆ | ロープウェイで気軽に登れる火山。別府湾を望む大展望と、観光と登山が融合した楽しみ方が魅力。 |
| 396 | 涌蓋山 | わいたさん | 九重連山 | 1,500m | ★★★☆☆ | 九重連山の展望台と称される山。草原歩きと360度の眺めが心地よく、開放感を満喫できる名峰。 |
| 397 | 大船山 | たいせんざん | 九重連山 | 1,786m | ★★★☆☆ | 紅葉と御池で知られる九重の名峰。季節ごとに表情を変える展望と、変化ある山歩きが楽しめる。 |
| 398 | 傾山 | かたむきやま | 祖母山系 | 1,605m | ★★★★☆ | 急峻な岩場が続く健脚向けの山。原生的な自然と緊張感ある登山が味わえる、本格派の名峰。 |
| 399 | 国見岳 | くにみだけ | 九州山地 | 1,739m | ★★★★☆ | 九州中央部の奥深い名峰。長い行程の先に待つ達成感と、人里離れた雄大な展望が大きな魅力。 |
| 400 | 高隈山 | たかくまやま | 高隈山地 | 1,236m | ★★★☆☆ | 南九州を代表する山域。照葉樹林に包まれた静かな山行と、深い森に浸るような雰囲気を楽しめる。 |
実際に登って分かった「日本三百名山のタイプ別選び方」
日本三百名山は、山ごとの個性や難易度の幅がとても広く、実際に登ってみないと「どんな山か」が分かりにくいことがあります。
そこでこの章では、私が実際に歩いた三百名山をタイプ別に分け、山選びの目安として紹介します。
これから三百名山へ行かれる際の参考になれば嬉しいです。
【初心者向け】好アクセス&標高を稼ぎやすい三百名山
三頭山(みとうさん)
- 奥多摩エリアで、東京から日帰りできるのが最大の強み
- 駐車場・バス停の標高がそこそこ高く、行動時間の割に「しっかり標高を稼げる」
- コースも複数あり、体力・経験に合わせて調整しやすい
都心から行きやすい/公共交通OK/登山口の標高が高め
👉「遠征するほどじゃないけど、今日はちゃんと“山に登った感”が欲しい」日にちょうどいい一座。


六甲山(ろっこうさん)
- 神戸・大阪からのアクセスが圧倒的に良い
- 駅スタート・ケーブルカー・ロープウェイなど選択肢が多く、体力や天候に合わせてルートを柔軟に組める
- 標高自体は高くないが、市街地から歩いて登ると“登山感”はしっかり
都市近郊/公共交通フル活用可/コース自由度MAX
👉「天気や体調に合わせて、無理せず三百名山を踏みたい」人に一番やさしい選択肢。


鶴見岳(つるみだけ)
- ロープウェイを使えば一気に標高を稼げる
- 歩く距離は短めでも、山頂は高所感あり&景色よし
- 観光地なのでアクセス・設備が整っているのも安心材料
ロープウェイ可/短時間で高所へ/観光×登山のハイブリッド
👉「今日は体力温存。でもいい景色が見たい」日に使える、ずる賢いご褒美枠。



【中・上級者向け】距離・累積標高は高め&危険箇所は少ない三百名山
三俣蓮華岳(みつまたれんげだけ)
- どのルートを選んでもアプローチが長く、1日歩く距離・時間がかなり長くなりがち
- 登山道は整備されていて、鎖場・危険な岩稜は少なめ
- テント泊・縦走の流れで組むことも多く、“歩き切る力”が一番問われるタイプ
とにかく遠い/行動時間が長い/アルプスの体力試験
👉「アルプスの雰囲気を味わいたいけど、岩稜の怖さは避けたい人」にちょうどいい体力勝負の一座。


爺ヶ岳(じいがたけ)
- 柏原新道は歩きやすく、危険箇所は少ない
- その分、 標高差と行動時間で体力を確実に削られる
- アルプスの中では比較的素直なルート構成で、体力配分の練習にちょうどいい
王道ルート/標高差しっかり/淡々と削られる系
👉「鎖場は苦手。でも北アルプスらしい達成感は味わいたい」人に向いている、王道の体力型アルプス。


朝日岳(北アルプス・あさひだけ)
- 主要ルートが長く、アプローチ〜山頂までの“歩く量”がとにかく多い
- 岩稜や危険箇所は比較的少なめで、技術的な難易度はそこまで高くない
- 派手さはないけど「気づいたらめちゃくちゃ疲れてる」系の山
静かなアルプス/ロングルート/“地味にキツい”代表
👉「派手さはいらないから、とにかく歩いて“登り切った感”を味わいたい人」向けの渋い三百名山。



【中級者向け】好展望・達成感が大きい三百名山
唐松岳(からまつだけ)
- ゴンドラで一気に標高を上げられる一方、稜線に出てからは“これぞ北アルプス”な景色が広がる
- 白馬三山・剱岳方面まで見渡せる日もあり、 山頂に立ったときの満足感がとにかく強い
- 行程のわりに展望の密度が高く、「初めてのアルプスで感動した」系の代表格
北アルプスの王道展望/稜線に出た瞬間がクライマックス
👉「初めてのアルプスで、ちゃんと感動したい人」に一番おすすめしやすい“ご褒美感の強い一座”。


山伏(やんぶし)
- 南アルプス主稜線を望む展望が魅力で、天気が良い日は塩見岳・悪沢岳方面まで見渡せる
- 派手さはないものの、山頂に立ったときの“来てよかった感”が強い
- 人も比較的少なく、静かな達成感を味わえる“通好み”の三百名山
南アルプス前衛の展望台/知名度低めだけど満足度高い
👉「静かな山で、しみじみ“登ってよかった”と思える景色に出会いたい人」向けの通好みな一座。


大船山(たいせんざん)
- 山頂からの展望は、くじゅう連山を一望できる大パノラマ
- 火山地形+広がる稜線の組み合わせで、 九州の山らしいスケール感を味わえる
- 登りは普通にしんどいが、山頂に立った瞬間に“全部報われる”タイプの達成感
くじゅう連山の展望台/360度のご褒美系サミット
👉「多少しんどくても、山頂で一気に報われたい人」にドンピシャな、景色特化の三百名山。


まとめ|三百名山「全部登る」よりも大事なことは?
日本三百名山は、その名のとおり300座あります。
「全部登るぞ」と構えると、だいぶ気が遠くなります。
実際にいくつか登ってみて感じたのは、三百名山は“制覇を目指すリスト”というよりも、全国に広がる山のカタログのような存在だということでした。
アクセスが良くて気軽に行ける山もあれば、体力勝負のロングルートもあり、山頂の景色でしっかり報われる山もあります。
そのときの体力や経験、住んでいる場所や気分に合わせて、「今の自分にちょうどよさそうな一座」を選んでいく。そんな付き合い方が、三百名山には合っているように思います。
全部登らなくてもいい。
でもリストを眺めていると、「この山なら行けそうだな」と思える一座が見つかります。
そうやって少しずつ拾っていくのも、三百名山の楽しみ方のひとつかもしれません。
これからも無理のないペースで、気になる山から歩いていこうと思います。
最後までご覧いただきありがとうございました!



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