【くじゅう連山】ミヤマキリシマ満開!初心者でも行けるおすすめ登山ガイド

こんにちは!あっくんです。

春から初夏にかけて九州の山はピンク色に染まります。これは「ミヤマキリシマ」というツツジが、5月末から咲き始めるからです。

この記事では、初夏の訪れを告げるミヤマキリシマの魅力と、私が何度も訪れたくじゅう連山でのミヤマキリシマ登山のポイントについてお伝えします。

ミヤマキリシマって?見頃はいつ?

ミヤマキリシマ ピンク色の花を5月末から6月にかけて咲かせます。
ミヤマキリシマ ピンク色の花を一斉に咲かせます

ミヤマキリシマ(深山霧島)は、ツツジ科の半常緑小低木で高さ1m。標高1,000m以上の火山山頂帯に群生するのが特徴です。花期は5月末〜6月中旬で、淡いピンクから濃い赤紫までのグラデーションが山肌を染め上げます。

1909年に霧島へ新婚旅行に訪れた植物学者・牧野富太郎が発見し、「深い山に咲くツツジ」という意味で「ミヤマキリシマ」と命名した。

ウィキペディア(Wikipedia)より引用

今回紹介するくじゅう連山だけでなく、阿蘇山や雲仙、霧島地方など九州の高山地域に分布しています。

くじゅう連山のミヤマキリシマ名所

くじゅうにあるミヤマキリシマの名所として外せないのが「平治岳」です。

坊がつるから見た平治岳 山頂がピンクに染まってます!
坊がつるから見た平治岳 山頂がピンクに染まってます!

特に6月初旬の平治岳は山頂一面がピンク色に染まり、まさに絶景。
初めて訪れた時は人の多さにも驚きましたが、それ以上に一面ピンクの山肌に圧倒されました。

平治岳山頂 登山者に混じってテレビクルーが中継に来ていました
登山者に混じってテレビクルーも中継に来ていました

他にも、大船山や久住山、星生山、扇ヶ鼻などくじゅう連山では所々でミヤマキリシマが咲き誇ります。時期により満開時期が前後するので、SNSでの開花状況を参考にすると、旬のミヤマキリシマが楽しめますよ。

大船山 米窪のまわりがピンク色になっている
大船山 米窪のまわりがうっすらピンク色に
三俣山 眼下には坊がつる(北大船山にて撮影)
三俣山 眼下には坊がつる(北大船山にて撮影)

くじゅう連山の情報は、長者原ビジターセンターのホームページから知ることができます。くじゅうの登山情報てんこ盛りなので、私もお世話になってます。
FacebookInstagramXなどのSNSではミヤマキリシマの最新開花情報をチェックできます。登山前にはフォローしておきましょう。

くじゅう連山へのアクセス

マイカーの場合

長者原や牧ノ戸峠、吉部登山口などの駐車場は、早朝から満車になることがあります。臨時駐車場が設置されますので、満車の場合はそちらに駐車しましょう。狭い道路脇や路肩などに停めると交通の妨げになり、最悪の場合駐車違反により罰金が課されます。下山して車に戻った時に切符を切られていたら最悪ですよね。。ミヤマキリシマ登山を最高の思い出にするために、最低限のルールは守りましょう!

臨時駐車場の案内図(出典:長者原ビジターセンターより)

バスの場合

最盛期は長者原に向かう道路(やまなみハイウェイ)が渋滞するので、バスなどの公共交通機関を使うのがGOOD。時間の制限はありますが、疲れないのが一番ですね!

自然を守って楽しむ登山

登山道は狭く、混雑による渋滞も所々で発生します。時間に余裕を持って譲り合いながらミヤマキリシマを楽しむ気持ちが大切です。

青空のもと大勢のテントで賑わう坊がつる
坊がつるはテントで賑わっています

また花を踏まない、指定されたルートから外れない、など最低限の登山マナーも忘れずにしましょう。

まとめ

くじゅう連山に咲くミヤマキリシマは、短い期間にしか見られない特別な存在です。

自然の美しさに心を奪われるこの季節、ぜひ一度自分の足で山を登り、その景色を目に焼きつけてみてください。

平治岳に咲くミヤマキリシマと、三俣山、坊がつる。奥には久住山や中岳、星生山。
平治岳に咲くミヤマキリシマと、三俣山、坊がつる。奥には久住山や中岳、星生山も

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