日本百名山のひとつ、四国・愛媛県にある石鎚山(1,982m)。
西日本最高峰でありながら、土小屋コースであれば約4時間半で登ることができる山です。
修験道の山として有名で、「日本七霊山」の一つ。山自体が神と崇められている神聖な山です。
この記事では、以前私が行った石鎚山の日帰り登山の様子をご紹介します。

紅葉シーズンに登山口である土小屋を夜明け前にスタート。山頂では雲海から登る朝日を拝むことができました。帰りは紅葉を愛でながら下山するという季節感たっぷりの山行でした。

これから石鎚山登山を計画されている方や、秋に石鎚山に登ったことない方、もう何度も登ったよ!と言う方も、この記事を最後までご覧いただいて、石鎚山登山の参考になれば嬉しいです!
土小屋ルートの紹介とアクセス
土小屋ルートとは?
石鎚山に登る最短ルートが「土小屋ルート」です。

往復で約4時間半、山頂までは2時間20分ほどで着く人気のルートです。
【往路】土小屋登山口 ー 東陵基部 ー 二ノ鎖元小屋 ー 石鎚山(〜天狗岳)
【復路】往路と同じ
- 標準コースタイム:約4時間30分
- 距離:8.4km(のぼり663m/くだり663m)
土小屋へのアクセス
登山口の「土小屋」は石鎚スカイラインの終点です。
松山ICから国道33号などを経由し、石鎚スカイラインを通って土小屋へ。駐車場は約100台ほど停められます。紅葉シーズンの週末は早朝でも混み合うので注意が必要です。
石鎚スカイラインは通行時間が下記のように決まっています。夜間は通行できませんのでご注意を!
石鎚スカイライン通行可能時間 | ※詳細は、愛媛県庁HPへ |
4月1日~4月28日 | 午前7時~午後6時 |
4月29日~5月31日 | 午前7時~午後7時 |
6月1日~6月30日 | 午前7時~午後8時 |
7月1日~7月10日(お山開き期間) | 午前4時~午後8時 |
7月11日~8月31日 | 午前7時~午後8時 |
9月1日~11月30日 | 午前7時~午後6時 |

【登山日記】前夜、登山口・土小屋到着
自宅を出発し、土小屋に着いたのは夜の11時ごろ。
駐車場はすでにたくさんの車が停まっていました。同じように日の出を狙う人か、それとも山頂小屋の宿泊者なのか。いずれにせよ、さすが百名山。人気の高さが窺い知れます。
標高は1482mなので夜はかなり冷え込みます。防寒着を羽織って仮眠をとります。

午前3時半、登山開始|真夜中のハイキング
午前3時半。ヘッドランプをつけて真っ暗な森の中へ歩き始めます。

吐く息は白く、周りはしんと静まり返っていました。足元の落ち葉を踏みしめる音だけが響きます。
日の出を狙うには、この時間の出発がちょうど良さそうです。

緩やかな登りを行き、徐々に標高を上げると、二ノ鎖元小屋に到着です。ここは成就社コースとの合流地点で、トイレが設置してあり、休憩にもってこいの場所です。
日中は登山者で溢れかえる小屋前は誰もおらず、しんと静まりかえっています。
この先は鎖場を行くか、巻道である階段を行くかの二択です。
夜中なので当然階段を選び、鉄階段をカツカツと登っていきます。
樹林帯を抜けると、空が少しずつ白んでいくのが分かります。稜線に出るころには東の空が淡いオレンジ色に変わり、夜明けの始まりを予感させてくれました。


石鎚山の紅葉とご来光|山頂から眺める絶景
30分ほど階段を登り石鎚山頂(弥山)に到着!
石鎚神社がある山頂は、日の出を待つ登山者でごった返していました。三脚を立てているカメラマンが多く、皆さんダウンジャケットに身を包みつつ、寒そうに日の出を待っています。

到着して程なく、空が明るくなり始めました。

やがて太陽が顔を出すと、稜線が一気に黄金色に染まりました。

赤や黄色の山肌が朝日に照らされる景色は圧巻の一言。天狗岳が朝日を受けその山容を表します。本や雑誌で見る石鎚山の写真と同じ光景、いや写真で見るより迫力のある実景が目の前に広がると、ただただ圧倒されます。

あの頂へ!天狗岳
山頂から眺めることができた天狗岳に行きたくなるのは当然ですね。

天狗岳は切り立った崖なので簡単に登れるわけがないと思ってしまいますが、意外や意外。割と簡単に登ることができます。ただ混んでいる時は渋滞になることもありますので、十分注意して行きましょう!


下山は紅葉をゆっくり楽しむ
下山は同じ土小屋コースをいきます。


来た時は真っ暗で紅葉してることなんて全くわかりませんでした。「こんなに鮮やかだったんだ」と驚くばかり。ニノ鎖元小屋から見上げる山頂は迫力がありました。

【別の年では】雲海からの日の出
別の年に行った石鎚山では、雲海も見ることができました!





まとめ|石鎚行くなら紅葉シーズンがベスト!

石鎚山の紅葉は例年10月上旬から下旬が見頃です。夜明けを狙って登れば、ご来光と紅葉、そして運が良ければ雲海までも同時に楽しむことができます。
朝駆け登山の際は、防寒着とヘッドランプが必須。土小屋駐車場は週末には混み合うので、早めの到着がおすすめです。
夜明けの幻想的な光景と、日中の鮮やかな紅葉。時間帯によって違う顔を見せる石鎚山は、何度登っても新しい感動がありました。

個人的に、石鎚山は紅葉時期に登るのが一番好きです。
この記事を参考に、皆さんも石鎚山の紅葉登山を楽しんでくださいね!
最後までご覧いただきありがとうございました!

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