【2026年版】日本アルプスの紅葉はいつ?🍁 見頃早わかりカレンダー&秋登山の注意点

山まとめ

こんにちは、あっくんです!

この記事を書いているのは8月の終わりです。

平地はまだ夏の空気ですが、山の秋は早いです。

標高の高い山では、9月の中ごろにはもう色が変わりはじめます。

黄金の木々があなたを待ってますよ!(涸沢カールで撮影した紅葉)
黄金の木々があなたを待ってますよ!

この記事は、日本アルプスの紅葉の見頃をまとめたカレンダーです。

行きたい山から探しても、登る週から探しても使えます。

「涸沢はいつが見頃だろう」と調べるのにも、「9月の最終週、どこなら紅葉してるだろう」と探すのにも使ってください。

私はどちらかというと後者の使い方が多いです。

紅葉は、山を決めて日を待つより、日を決めて山を選ぶほうが当たりやすいと思っています。

記事の後半では、私が実際に紅葉を見に行った日付も載せました。

秋の山選びの参考になればうれしいです。

紅葉カレンダー|日本アルプス

北アルプス・南アルプス・中央アルプスの紅葉スポットを、エリアごとに一覧にしました。

まずは記号の見方です。

記号意味
🍁色づきはじめ
🍁🍁まあまあ見頃
🍁🍁🍁見頃
🍂落葉
まだ早い、または終わったあと

見頃は年によって前後します。

直前の状況は、SNSや山小屋の公式サイトで必ず確認してください。

北アルプス

立山・剱エリア

エリア9月上旬9月中旬9月下旬10月上旬10月中旬10月下旬11月上旬11月中旬11月下旬
下ノ廊下🍁🍁🍁🍁🍁🍁🍁🍁🍂
室堂平🍁🍁🍁🍁🍁🍁🍁🍂
大観峰・黒部平🍁🍁🍁🍁🍁🍁🍁🍁🍂
弥陀ヶ原🍁🍁🍁🍁🍁🍁🍁🍂
仙人池・池ノ平🍁🍁🍁🍁🍁🍁🍂
大日平・大日岳🍁🍁🍁🍁🍁🍁🍁🍂

後立山エリア

エリア9月上旬9月中旬9月下旬10月上旬10月中旬10月下旬11月上旬11月中旬11月下旬
朝日岳🍁🍁🍁🍁🍁🍁🍂
白馬大池🍁🍁🍁🍁🍁🍁🍂
栂池自然園🍁🍁🍁🍁🍁🍁🍁🍁🍁🍁🍂
白馬五竜アルプス平🍁🍁🍁🍁🍁🍁🍂
遠見尾根上部🍁🍁🍁🍁🍁🍁🍂🍂
八方尾根🍁🍁🍁🍁🍁🍁🍁🍂
爺ヶ岳🍁🍁🍁🍁🍂

槍・穂高・燕エリア

エリア9月上旬9月中旬9月下旬10月上旬10月中旬10月下旬11月上旬11月中旬11月下旬
涸沢カール下部🍁🍁🍁🍁🍂
涸沢カール上部🍁🍁🍁🍁🍁🍁🍂
槍ヶ岳周辺🍁🍁🍁🍁🍁🍁🍂
槍ヶ岳周辺(天狗原)🍁🍁🍁🍂
燕岳(合戦尾根)🍁🍁🍁🍁🍁🍁🍂
蝶ヶ岳(長塀尾根)🍁🍁🍁🍁🍂
乗鞍岳🍁🍁🍁🍁🍁🍁🍁🍂
上高地🍁🍁🍁🍁🍁🍁🍂

黒部源流・双六エリア

エリア9月上旬9月中旬9月下旬10月上旬10月中旬10月下旬11月上旬11月中旬11月下旬
双六岳🍁🍁🍁🍁🍁🍁🍂
鏡平🍁🍁🍁🍁🍁🍁🍂
黒部五郎岳🍁🍁🍁🍁🍁🍁🍂
わさび平🍁🍁🍁🍁🍁🍁🍂

南アルプス

エリア9月上旬9月中旬9月下旬10月上旬10月中旬10月下旬11月上旬11月中旬11月下旬
北岳・間ノ岳🍁🍁🍁🍁🍁🍁🍂
鳳凰三山🍁🍁🍁🍁🍁🍁🍁🍂
甲斐駒ヶ岳🍁🍁🍁🍁🍁🍂
仙丈ヶ岳🍁🍁🍁🍁🍂
塩見岳🍁🍁🍁🍁🍁🍁🍁🍁🍂
悪沢岳・赤石岳🍁🍁🍁🍁🍂
聖岳🍁🍁🍁🍁🍁🍁🍂

中央アルプス

エリア9月上旬9月中旬9月下旬10月上旬10月中旬10月下旬11月上旬11月中旬11月下旬
千畳敷カール🍁🍁🍁🍁🍁🍂
木曽駒ヶ岳・宝剣岳🍁🍁🍁🍁🍁🍂
空木岳🍁🍁🍁🍁🍁🍁🍂

📌 実際に行った日を、ひとつだけ先に出しておきます。

2020年9月27〜29日、涸沢カールを歩きました。

表では、9月下旬の涸沢は「色づきはじめ」から「まあまあ見頃」。見頃は10月上旬です。

その9月下旬に撮ったのが、この写真です。

2020年9月28日の涸沢カール 斜面が黄色と赤に色づいている(涸沢カールで撮影)
2020年9月28日の涸沢カール 見頃の一歩手前でも、これくらい色づいていました

ほかの山行の日付は、後半の「実際に歩いた紅葉登山」にまとめています。

山域ごとの紅葉の特徴

🏔 北アルプス(涸沢・奥穂高岳・立山室堂・五竜)

涸沢カール

言わずと知れた紅葉名所。

9月末〜10月頭がピークです。

黄金色のダケカンバ、真紅のナナカマド、グレーの岩肌と、3段グラデーションで彩られます。

涸沢小屋から見晴台へ行く途中には、紅葉がたくさん!(涸沢カールで撮影)
涸沢小屋から見晴台へ行く途中には、紅葉がたくさん!
晴天時の午前中はしっかり影が出ます。。しかも午後は逆光。写真撮影は難度高め!(涸沢カールで撮影)
晴天時の午前中はしっかり影が出ます。。しかも午後は逆光。写真撮影は難度高め!

奥穂高岳

稜線上は紅葉少なめですが、涸沢からのアプローチで楽しめます。

涸沢まで来たら登頂がオススメ☺️

奥穂高岳山頂 写真左には槍ヶ岳(奥穂高岳山頂で撮影)
奥穂高岳山頂 写真左には槍ヶ岳
ザイテングラードからカールを見下せます!(ザイテングラードから撮影)
ザイテングラードからカールを見下せます!

室堂

草紅葉と真っ赤なナナカマドが、夏とは違う景色を見せてくれます。

草紅葉の血の池と立山(雄山)(室堂・血の池で撮影)
草紅葉の血の池と立山(雄山)
真っ赤なナナカマドが映えます 右は雷鳥沢キャンプ場(雷鳥沢から剱御前小屋の間で撮影)
雷鳥沢から剱御前小屋の間で撮影 写真右が雷鳥沢キャンプ場

五竜岳

五竜岳に向かう遠見尾根や八方尾根では、9月中旬から色づきが始まります。

八方尾根から見る五竜岳(八方尾根から撮影)
八方尾根から見る五竜岳
五竜山荘は秋の装い(五竜山荘付近で撮影)
五竜山荘は秋の装い

🏔 南アルプス(鳳凰三山)

鳳凰三山では、9月下旬から10月中旬まで紅葉が楽しめます。

表を見ると、南アルプスは10月上旬に見頃が集中しています。

北岳・仙丈ヶ岳・悪沢岳・赤石岳あたりは、10月上旬をねらうと外しにくいです。

下の3枚は、2018年9月16日の鳳凰三山です。

山全体が見頃というわけではありませんが、赤くなっている木がありました。

表の鳳凰三山を9月中旬から「色づき」にしているのは、この写真が根拠です。

9月中旬の鳳凰三山・地蔵岳のオベリスク(鳳凰三山・観音岳と地蔵岳の間で撮影)
2018年9月16日の鳳凰三山・地蔵岳のオベリスク
赤く色づいた木の向こうに地蔵岳のオベリスク(鳳凰三山で撮影)
赤く色づいた木の向こうにオベリスク
ナナカマドの真っ赤な実(鳳凰三山・地蔵岳付近で撮影)
ナナカマドの真っ赤な実

🏔 中央アルプス(千畳敷カール・木曽駒ヶ岳)

千畳敷カールと木曽駒ヶ岳・宝剣岳は、9月下旬から色づき、10月上旬が見頃です。

空木岳はそれより少し遅く、10月中旬まで楽しめます。

千畳敷カールはロープウェイで標高2,600mまで上がれるので、歩かずにカールの紅葉を見られるのが大きな特徴です。

草紅葉とオレンジに色づいた低木に覆われた千畳敷カールと、カールを囲む岩稜(写真AC)
千畳敷カールの紅葉 ロープウェイを降りるとすぐこの景色です(写真AC)

私が木曽駒ヶ岳を歩いたのは夏でしたが、ルートとテント場の様子はこちらにまとめています。

▶関連記事:木曽駒ヶ岳クラシックルートを歩く|桂小場から1泊2日テント泊登山記

▶関連記事:頂上山荘テント場ガイド|木曽駒ヶ岳で1泊!料金・水場・混雑・撤収時間

実際に歩いた紅葉登山|見頃だった時期の記録

ここからは日本アルプスに限らず、実際に歩いた紅葉登山を日付つきで紹介します。

時期標高登った日
9月下旬涸沢カール・奥穂高岳3,190m2020年9月27〜29日
9月下旬金峰山2,599m2025年9月27日
10月上旬石鎚山1,982m2017年10月8日
10月下旬戸隠山〜高妻山・妙高山2,353m/2,454m2025年10月23〜24日

4回とも別の山です。

同じ山の見頃を待つのではなく、その時期に色づいている山へ行った結果、こうなりました。

並べてみると、標高順にはなっていません。

石鎚山は1,982mで10月上旬、妙高山は2,454mで10月下旬です。

標高だけで見頃は決まらず、緯度や植生、その年の気温でも変わります。

9月下旬|涸沢カール・奥穂高岳(2020年9月27〜29日)

横尾にテントを張って、涸沢と奥穂高岳を歩いた3日間です。

カレンダーでは涸沢の見頃は10月上旬。

その一歩手前の週でしたが、ナナカマドはしっかり赤くなっていました。

青空を背に真っ赤に色づいたナナカマドの葉(涸沢カールで撮影)
2020年9月28日の涸沢 ナナカマドはこの色でした

▶関連記事:【北アルプス登山記】涸沢カールの紅葉と奥穂高岳|横尾テント泊で満喫する3日間

9月下旬|金峰山・御嶽古道(2025年9月27日)

涸沢と同じ9月27日ですが、こちらは5年後の2025年です。

標高2,599mの金峰山を、御嶽古道ルートから登りました。

山頂まわりはまだ色づきはじめで、赤や黄色が点々と混じるくらいでした。

この日はガスで、展望はありませんでした。

服装は、行動中は長袖シャツ1枚。

山頂に着いてから、ウインドシェルを羽織りました。

ガスに包まれた金峰山の山頂標柱と、ウインドシェルを着て立つ登山者(金峰山山頂で撮影)
2025年9月27日の金峰山山頂 ガスで展望なし、ウインドシェルを羽織っています

▶関連記事:【日本百名山】金峰山・御嶽古道ルート|静かな古道を歩く登山記録

10月上旬|石鎚山・土小屋(2017年10月8日)

四国の石鎚山、標高1,982m。

土小屋から朝駆けして、日の出と雲海と紅葉を見た日です。

紅葉はちょうどピークでした。

この記事に出てくる山のなかでは、いちばん低い山です。

それでも、2,454mの妙高山より2週間以上早くピークが来ていました。

年が違うので単純には比べられませんが、標高の順に並ばないことだけはたしかです。

岩峰の下の斜面がオレンジと赤に染まった石鎚山の紅葉(石鎚山で撮影)
2017年10月8日の石鎚山 斜面いっぱいが紅葉のピークでした

▶関連記事:【紅葉登山】日の出!雲海!紅葉!朝駆けで行く石鎚山・土小屋コース

10月下旬|戸隠山〜高妻山・妙高山(2025年10月23〜24日)

北信の山を、2日続けて歩きました。

1日目が戸隠山〜高妻山(2,353m)、2日目が妙高山(2,454m)です。

2日とも、紅葉がいちばん濃かったのは標高1,400〜1,500mあたりでした。

高妻山も妙高山も、山頂は2,300〜2,400m台です。

10月下旬にこのあたりを歩くなら、見頃は山頂ではなく中腹、ということになります。

手前のオレンジの紅葉ごしに見る妙高山(妙高山で撮影)
2025年10月24日の妙高山 紅葉が濃かったのは中腹でした

▶関連記事:【戸隠山〜高妻山】スリル満点の鎖場と紅葉絶景の稜線縦走レポ|難易度・ルートも詳しく紹介

▶関連記事:【中級者向け】秋晴れの絶景!妙高山 日帰り紅葉登山|燕温泉周回ルート

私なら、9月の最終週に予定が空いたら涸沢か金峰山のあたりを見ます。

10月の最終週なら、北信の山を探します。

紅葉登山の注意点

夏山に慣れた体には、つい忘れがちな注意点がいくつもあります。

注意点何が起きるか備え
日没の早さ16時を過ぎると一気に暗くなる早出早着。ヘッドライトは必ず持つ
朝晩の冷え込み明け方は氷点下近くまで下がることも保温着を1枚足す
山小屋の営業終了10月以降は閉まる小屋が多い営業期間を事前に確認
10月下旬のくじゅう連山 午後4時半です 明るく見えるのは輝度を上げているからです!(くじゅう連山で撮影)
10月下旬の九重連山 午後4時半です 明るく見えるのは輝度を上げているからです!

紅葉の時期は、夏より日没が早くなり、朝晩は冷え込みます。

標高の高い山では雪や凍結が始まり、山小屋や交通機関も営業終了の時期に入ります。

秋の山で夏と何が変わるのか、詳しくは別の記事にまとめました。

▶関連記事:秋の登山で気をつけたいこと|夏山と何が変わる?

小屋の営業期間は、山小屋の一覧でも確認できます。

▶関連記事:【2026年版】山小屋まとめ・一覧表(日本アルプス編)

まとめ

紅葉は、山を決めてから日を待つこともできますし、日を決めてから山を選ぶこともできます。

このカレンダーは、その両方に使えるように作りました。

週末の予定が先に決まったら、その週に色づいている山を探してみてください。

オレンジ色に色づいた木と山肌(涸沢カールで撮影)
2020年9月28日の涸沢

日没は早く、朝晩は冷えます。

時間と装備に余裕をもって、秋の山を楽しんでくださいね!

実際に10月に歩いた8つの山行から、時期ごとの選び方をまとめました。

▶関連記事:10月の登山におすすめの山|紅葉から初雪まで、時期別に紹介

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