こんにちは、あっくんです!
この記事を書いているのは8月の終わりです。
平地はまだ夏の空気ですが、山の秋は早いです。
標高の高い山では、9月の中ごろにはもう色が変わりはじめます。

この記事は、日本アルプスの紅葉の見頃をまとめたカレンダーです。
行きたい山から探しても、登る週から探しても使えます。
「涸沢はいつが見頃だろう」と調べるのにも、「9月の最終週、どこなら紅葉してるだろう」と探すのにも使ってください。
私はどちらかというと後者の使い方が多いです。
紅葉は、山を決めて日を待つより、日を決めて山を選ぶほうが当たりやすいと思っています。
記事の後半では、私が実際に紅葉を見に行った日付も載せました。
秋の山選びの参考になればうれしいです。
紅葉カレンダー|日本アルプス
北アルプス・南アルプス・中央アルプスの紅葉スポットを、エリアごとに一覧にしました。
まずは記号の見方です。
| 記号 | 意味 |
| 🍁 | 色づきはじめ |
| 🍁🍁 | まあまあ見頃 |
| 🍁🍁🍁 | 見頃 |
| 🍂 | 落葉 |
| - | まだ早い、または終わったあと |
見頃は年によって前後します。
直前の状況は、SNSや山小屋の公式サイトで必ず確認してください。
北アルプス
立山・剱エリア
| エリア | 9月上旬 | 9月中旬 | 9月下旬 | 10月上旬 | 10月中旬 | 10月下旬 | 11月上旬 | 11月中旬 | 11月下旬 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 下ノ廊下 | - | - | 🍁 | 🍁🍁 | 🍁🍁🍁 | 🍁🍁 | 🍂 | - | - |
| 室堂平 | - | 🍁🍁 | 🍁🍁🍁 | 🍁🍁 | 🍂 | - | - | - | - |
| 大観峰・黒部平 | - | 🍁 | 🍁🍁 | 🍁🍁🍁 | 🍁🍁 | 🍂 | - | - | - |
| 弥陀ヶ原 | - | - | 🍁🍁 | 🍁🍁🍁 | 🍁🍁 | 🍂 | - | - | - |
| 仙人池・池ノ平 | - | - | 🍁 | 🍁🍁🍁 | 🍁🍁 | 🍂 | - | - | - |
| 大日平・大日岳 | - | - | 🍁🍁 | 🍁🍁🍁 | 🍁🍁 | 🍂 | - | - | - |
後立山エリア
| エリア | 9月上旬 | 9月中旬 | 9月下旬 | 10月上旬 | 10月中旬 | 10月下旬 | 11月上旬 | 11月中旬 | 11月下旬 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 朝日岳 | - | 🍁 | 🍁🍁🍁 | 🍁🍁 | 🍂 | - | - | - | - |
| 白馬大池 | - | 🍁 | 🍁🍁🍁 | 🍁🍁 | 🍂 | - | - | - | - |
| 栂池自然園 | - | 🍁🍁 | 🍁🍁🍁 | 🍁🍁🍁 | 🍁🍁 | 🍂 | - | - | - |
| 白馬五竜アルプス平 | - | - | 🍁 | 🍁🍁 | 🍁🍁🍁 | 🍂 | - | - | - |
| 遠見尾根上部 | - | 🍁 | 🍁🍁 | 🍁🍁🍁 | 🍂 | 🍂 | |||
| 八方尾根 | - | - | 🍁🍁 | 🍁🍁🍁 | 🍁🍁 | 🍂 | - | - | - |
| 爺ヶ岳 | - | - | 🍁 | 🍁🍁🍁 | 🍂 | - | - | - | - |
槍・穂高・燕エリア
| エリア | 9月上旬 | 9月中旬 | 9月下旬 | 10月上旬 | 10月中旬 | 10月下旬 | 11月上旬 | 11月中旬 | 11月下旬 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 涸沢カール下部 | - | - | 🍁 | 🍁🍁🍁 | 🍂 | - | - | - | - |
| 涸沢カール上部 | - | 🍁 | 🍁🍁 | 🍁🍁🍁 | 🍂 | - | - | - | - |
| 槍ヶ岳周辺 | - | - | 🍁 | 🍁🍁 | 🍁🍁🍁 | 🍂 | - | - | - |
| 槍ヶ岳周辺(天狗原) | - | - | 🍁 | 🍁🍁 | 🍂 | - | - | - | - |
| 燕岳(合戦尾根) | - | - | 🍁 | 🍁🍁 | 🍁🍁🍁 | 🍂 | - | - | - |
| 蝶ヶ岳(長塀尾根) | - | - | - | 🍁 | 🍁🍁🍁 | 🍂 | - | - | - |
| 乗鞍岳 | - | - | 🍁🍁 | 🍁🍁🍁 | 🍁🍁 | 🍂 | - | - | - |
| 上高地 | - | - | - | 🍁 | 🍁🍁 | 🍁🍁🍁 | 🍂 | - | - |
黒部源流・双六エリア
| エリア | 9月上旬 | 9月中旬 | 9月下旬 | 10月上旬 | 10月中旬 | 10月下旬 | 11月上旬 | 11月中旬 | 11月下旬 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 双六岳 | - | 🍁 | 🍁🍁🍁 | 🍁🍁 | 🍂 | - | - | - | - |
| 鏡平 | - | - | 🍁 | 🍁🍁🍁 | 🍁🍁 | 🍂 | - | - | - |
| 黒部五郎岳 | - | 🍁 | 🍁🍁🍁 | 🍁🍁 | 🍂 | - | - | - | - |
| わさび平 | - | - | - | 🍁 | 🍁🍁 | 🍁🍁🍁 | 🍂 | - | - |
南アルプス
| エリア | 9月上旬 | 9月中旬 | 9月下旬 | 10月上旬 | 10月中旬 | 10月下旬 | 11月上旬 | 11月中旬 | 11月下旬 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 北岳・間ノ岳 | - | 🍁 | 🍁🍁 | 🍁🍁🍁 | 🍂 | - | - | - | - |
| 鳳凰三山 | - | 🍁 | 🍁 | 🍁🍁 | 🍁🍁🍁 | 🍂 | - | - | - |
| 甲斐駒ヶ岳 | - | - | 🍁🍁 | 🍁🍁🍁 | 🍂 | - | - | - | - |
| 仙丈ヶ岳 | - | - | 🍁 | 🍁🍁🍁 | 🍂 | - | - | - | - |
| 塩見岳 | - | 🍁 | 🍁🍁 | 🍁🍁🍁 | 🍁🍁 | 🍂 | - | - | - |
| 悪沢岳・赤石岳 | - | - | 🍁 | 🍁🍁🍁 | 🍂 | - | - | - | - |
| 聖岳 | - | - | 🍁 | 🍁🍁🍁 | 🍁🍁 | 🍂 | - | - | - |
中央アルプス
| エリア | 9月上旬 | 9月中旬 | 9月下旬 | 10月上旬 | 10月中旬 | 10月下旬 | 11月上旬 | 11月中旬 | 11月下旬 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 千畳敷カール | - | - | 🍁🍁 | 🍁🍁🍁 | 🍂 | - | - | - | - |
| 木曽駒ヶ岳・宝剣岳 | - | - | 🍁🍁 | 🍁🍁🍁 | 🍂 | - | - | - | - |
| 空木岳 | - | - | 🍁 | 🍁🍁 | 🍁🍁🍁 | 🍂 | - | - | - |
📌 実際に行った日を、ひとつだけ先に出しておきます。
2020年9月27〜29日、涸沢カールを歩きました。
表では、9月下旬の涸沢は「色づきはじめ」から「まあまあ見頃」。見頃は10月上旬です。
その9月下旬に撮ったのが、この写真です。

ほかの山行の日付は、後半の「実際に歩いた紅葉登山」にまとめています。
山域ごとの紅葉の特徴
🏔 北アルプス(涸沢・奥穂高岳・立山室堂・五竜)
涸沢カール
言わずと知れた紅葉名所。
9月末〜10月頭がピークです。
黄金色のダケカンバ、真紅のナナカマド、グレーの岩肌と、3段グラデーションで彩られます。


奥穂高岳
稜線上は紅葉少なめですが、涸沢からのアプローチで楽しめます。
涸沢まで来たら登頂がオススメ☺️


室堂
草紅葉と真っ赤なナナカマドが、夏とは違う景色を見せてくれます。


五竜岳
五竜岳に向かう遠見尾根や八方尾根では、9月中旬から色づきが始まります。


🏔 南アルプス(鳳凰三山)
鳳凰三山では、9月下旬から10月中旬まで紅葉が楽しめます。
表を見ると、南アルプスは10月上旬に見頃が集中しています。
北岳・仙丈ヶ岳・悪沢岳・赤石岳あたりは、10月上旬をねらうと外しにくいです。
下の3枚は、2018年9月16日の鳳凰三山です。
山全体が見頃というわけではありませんが、赤くなっている木がありました。
表の鳳凰三山を9月中旬から「色づき」にしているのは、この写真が根拠です。



🏔 中央アルプス(千畳敷カール・木曽駒ヶ岳)
千畳敷カールと木曽駒ヶ岳・宝剣岳は、9月下旬から色づき、10月上旬が見頃です。
空木岳はそれより少し遅く、10月中旬まで楽しめます。
千畳敷カールはロープウェイで標高2,600mまで上がれるので、歩かずにカールの紅葉を見られるのが大きな特徴です。

私が木曽駒ヶ岳を歩いたのは夏でしたが、ルートとテント場の様子はこちらにまとめています。
▶関連記事:木曽駒ヶ岳クラシックルートを歩く|桂小場から1泊2日テント泊登山記
▶関連記事:頂上山荘テント場ガイド|木曽駒ヶ岳で1泊!料金・水場・混雑・撤収時間
実際に歩いた紅葉登山|見頃だった時期の記録
ここからは日本アルプスに限らず、実際に歩いた紅葉登山を日付つきで紹介します。
| 時期 | 山 | 標高 | 登った日 |
|---|---|---|---|
| 9月下旬 | 涸沢カール・奥穂高岳 | 3,190m | 2020年9月27〜29日 |
| 9月下旬 | 金峰山 | 2,599m | 2025年9月27日 |
| 10月上旬 | 石鎚山 | 1,982m | 2017年10月8日 |
| 10月下旬 | 戸隠山〜高妻山・妙高山 | 2,353m/2,454m | 2025年10月23〜24日 |
4回とも別の山です。
同じ山の見頃を待つのではなく、その時期に色づいている山へ行った結果、こうなりました。
並べてみると、標高順にはなっていません。
石鎚山は1,982mで10月上旬、妙高山は2,454mで10月下旬です。
標高だけで見頃は決まらず、緯度や植生、その年の気温でも変わります。
9月下旬|涸沢カール・奥穂高岳(2020年9月27〜29日)
横尾にテントを張って、涸沢と奥穂高岳を歩いた3日間です。
カレンダーでは涸沢の見頃は10月上旬。
その一歩手前の週でしたが、ナナカマドはしっかり赤くなっていました。

▶関連記事:【北アルプス登山記】涸沢カールの紅葉と奥穂高岳|横尾テント泊で満喫する3日間
9月下旬|金峰山・御嶽古道(2025年9月27日)
涸沢と同じ9月27日ですが、こちらは5年後の2025年です。
標高2,599mの金峰山を、御嶽古道ルートから登りました。
山頂まわりはまだ色づきはじめで、赤や黄色が点々と混じるくらいでした。
この日はガスで、展望はありませんでした。
服装は、行動中は長袖シャツ1枚。
山頂に着いてから、ウインドシェルを羽織りました。

▶関連記事:【日本百名山】金峰山・御嶽古道ルート|静かな古道を歩く登山記録
10月上旬|石鎚山・土小屋(2017年10月8日)
四国の石鎚山、標高1,982m。
土小屋から朝駆けして、日の出と雲海と紅葉を見た日です。
紅葉はちょうどピークでした。
この記事に出てくる山のなかでは、いちばん低い山です。
それでも、2,454mの妙高山より2週間以上早くピークが来ていました。
年が違うので単純には比べられませんが、標高の順に並ばないことだけはたしかです。

▶関連記事:【紅葉登山】日の出!雲海!紅葉!朝駆けで行く石鎚山・土小屋コース
10月下旬|戸隠山〜高妻山・妙高山(2025年10月23〜24日)
北信の山を、2日続けて歩きました。
1日目が戸隠山〜高妻山(2,353m)、2日目が妙高山(2,454m)です。
2日とも、紅葉がいちばん濃かったのは標高1,400〜1,500mあたりでした。
高妻山も妙高山も、山頂は2,300〜2,400m台です。
10月下旬にこのあたりを歩くなら、見頃は山頂ではなく中腹、ということになります。

▶関連記事:【戸隠山〜高妻山】スリル満点の鎖場と紅葉絶景の稜線縦走レポ|難易度・ルートも詳しく紹介
▶関連記事:【中級者向け】秋晴れの絶景!妙高山 日帰り紅葉登山|燕温泉周回ルート
私なら、9月の最終週に予定が空いたら涸沢か金峰山のあたりを見ます。
10月の最終週なら、北信の山を探します。
紅葉登山の注意点
夏山に慣れた体には、つい忘れがちな注意点がいくつもあります。
| 注意点 | 何が起きるか | 備え |
|---|---|---|
| 日没の早さ | 16時を過ぎると一気に暗くなる | 早出早着。ヘッドライトは必ず持つ |
| 朝晩の冷え込み | 明け方は氷点下近くまで下がることも | 保温着を1枚足す |
| 山小屋の営業終了 | 10月以降は閉まる小屋が多い | 営業期間を事前に確認 |

紅葉の時期は、夏より日没が早くなり、朝晩は冷え込みます。
標高の高い山では雪や凍結が始まり、山小屋や交通機関も営業終了の時期に入ります。
秋の山で夏と何が変わるのか、詳しくは別の記事にまとめました。
▶関連記事:秋の登山で気をつけたいこと|夏山と何が変わる?
小屋の営業期間は、山小屋の一覧でも確認できます。
▶関連記事:【2026年版】山小屋まとめ・一覧表(日本アルプス編)
まとめ
紅葉は、山を決めてから日を待つこともできますし、日を決めてから山を選ぶこともできます。
このカレンダーは、その両方に使えるように作りました。
週末の予定が先に決まったら、その週に色づいている山を探してみてください。

日没は早く、朝晩は冷えます。
時間と装備に余裕をもって、秋の山を楽しんでくださいね!
実際に10月に歩いた8つの山行から、時期ごとの選び方をまとめました。



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