乾徳山・黒金山 日帰り縦走|鎖場スリルと静寂を楽しむ山梨百名山2座

登山日記

GWに乾徳山と黒金山を歩いてきました。

「混んでるだろうな」——そう覚悟しながらも、天気予報を見て「今行くしかない」と決めました。

今年中に山梨百名山を完登したい。
そのためには月に1座は確実に踏んでおきたい。
GWの快晴予報が、背中を押してくれました。

乾徳山は2回目。
でも黒金山は未踏です。
乾徳山の先に黒金山があることは知っていましたが、
前回は残雪の中での登山だったので、「またの機会にしよう」とそれっきり後回しにしていました。

2022年3月に登った乾徳山 残雪が残ってる中での登山でした
2022年3月に登った乾徳山 残雪が残ってる中での登山でした

結果から言うと——

乾徳山は思っていた通りの賑わいでした。
GWの鎖場は渋滞あり、山頂は大混雑。
でも黒金山に足を踏み入れた途端、
登山者がぐっと減り、静寂の山に変わりました。

同じ山域にある2座なのに、こんなに顔が違うのか。

それが今回一番の発見でした。

登山歴10年、山梨在住のあっくんが
日本二百名山・乾徳山と、山梨百名山・黒金山の縦走記録をお伝えします。

こんな人におすすめ
  • 乾徳山と黒金山の縦走を検討している人
  • 乾徳山の鎖場が気になっている人
  • 山梨百名山を効率よく踏破したい人
  • GWの混雑状況を知りたい人

コース概要【乾徳山〜黒金山 縦走】
  • 行動時間: 8時間7分(休憩44分含む)
  • 距離: 18.4km
  • 累積標高差: のぼり1,654m/くだり1,653m
  • 体力度: ★★★★★(上級者向け)
  • 技術度: ★★★★☆(乾徳山に岩場、鎖場あり、巻き道あり)

乾徳山・黒金山はどんな山?

乾徳山(標高2,031m)

国師ヶ原から見える乾徳山(国師ヶ原で撮影)
国師ヶ原から見える乾徳山

山梨県山梨市に位置する、奥秩父を代表する人気の山。
山梨百名山のひとつで、鎖場と展望の山として登山者に広く知られています。

鎌倉時代に臨済宗の僧・夢窓疎石が修行した山として伝わっており、
山中には錦晶水・銀晶水などの水場、
座禅石・髭剃岩・月見岩など、修行にまつわる奇石が点在しています。

登山道は序盤の樹林帯から草原(扇平)、
そして山頂直下の本格的な鎖場へと、
ガラリと表情を変えるのが特徴です。

山頂直下にそびえる鳳岩(おおとりいわ)は、
垂直に近い岩壁を鎖だけで登る名物スポット。
鎖場が苦手な人には巻き道もあります。

山頂からは富士山・南アルプス・甲府盆地が一望でき、
月見岩からの富士山の眺めも絶品です。


黒金山(標高2,231m)

なだらかな山容の黒金山(牛首からササ原下展望台の間で撮影)
なだらかな山容の黒金山

乾徳山の北に位置する、奥秩父の静かな山。
山梨百名山のひとつですが、乾徳山と比べると
訪れる登山者はぐっと少なく、山深い静けさが漂います。

端正なピラミッド状の山容が特徴で、
山頂からは奥秩父主脈の稜線を一望。
国師ヶ岳・北奥千丈岳・甲武信ヶ岳まで見渡せる展望台のような山頂です。

登山道は乾徳山に比べて整備度は低く、倒木も多めでより原生的な雰囲気。
それがまたこの山の魅力でもあります。


この縦走ルートの魅力

乾徳山から黒金山へ縦走する最大の魅力は、
2座の「顔の違い」を1日で体感できることです。

賑やかな乾徳山を越えた先に広がる、
静寂の黒金山——。

同じ山域にありながら、
まるで別の山域に迷い込んだような対比が楽しめます。

ただし距離18.4km・累積標高1,654mは体力的にタフなルート。
健脚者向けのコースです。

アクセス・駐車場

🚗 車でのアクセス

中央道「勝沼IC」または「甲府昭和IC」から国道140号線へ。
山梨市街を経由し、県道209号線から徳和方面へ。
案内看板に従い集落へ進むと駐車場があります。

ちなみに甲府市内からは、約1時間で来ることができます。


🅿️ 駐車場情報

乾徳山登山口駐車場 GWなので9割埋まってました
乾徳山登山口駐車場 GWなので9割埋まってました

乾徳山登山口駐車場(乾徳公園駐車場)

  • 料金:無料
  • 台数:約30台
  • トイレ:道路向かいの新駐車場にあり

【2026年情報】新駐車場が設置!乾徳山駐車場
駐車場向かいに新しい駐車場が新設されており、
以前より駐車できる台数が増えていました。
トイレも新しくなっていて快適です。

乾徳山駐車場の新しいトイレ(乾徳山駐車場で撮影)
乾徳山駐車場の新しいトイレ

GW当日は午前7時でまだ余裕がありましたが、
人気の山なので早めの到着を推奨します。


🚌 電車・バスでのアクセス

JR中央本線・塩山駅から山梨交通バス・西沢渓谷線で、「乾徳山登山口」バス停下車。
所要時間:約30分

山梨交通ホームページ(西沢渓谷線時刻表)
※季節運行・本数少ないため事前確認してください

行動データ

今回のルートは、徳和駐車場から乾徳山と黒金山を登り、牛首とササ原下展望台、道満山を経由する時計回りのコースです。

徳和駐車場ー乾徳山ー黒金山 周回ルート 

徳和駐車場 → 乾徳山登山口 → 錦晶水 → 月見岩 → 扇平 → 乾徳山(2,031m)→ 乾徳山北峰 → 笠盛山 → 黒金山(2,231m) → 牛首のタル → ササ原下展望台 → 黒金山登山口 →(林道)→ 道満山 → 徳和峠 → 徳和駐車場


  • 行動時間: 8時間7分(休憩44分含む)
  • 距離: 18.4km
  • 累積標高差: のぼり1,654m/くだり1,653m
  • 体力度: ★★★★★(上級者向け)
  • 技術度: ★★★★☆(乾徳山に岩場、鎖場あり、巻き道あり)

登山日記|① 徳和駐車場→乾徳山登山口

7時に乾徳山登山口駐車場に到着。
GWど真ん中ということで混雑を覚悟していましたが、
ぎりぎりいつもの駐車場(旧駐車場)に停めることができました。

駐車場には登山届のポストがあります(乾徳山登山口駐車場で撮影)
駐車場には登山届のポストがあります

ただ、後で気づいたことがあります。

近くに新しい駐車場が新設されていました。

こちらはまだ50%程度の埋まり具合で余裕あり。
新しいトイレも完備されていて、快適な環境でした。
知っていれば最初からそちらに停めていたのに(笑)
次回は新駐車場(乾徳山駐車場)を使ってみようと思います。


準備を整えて出発。

空を見上げると、突き抜けるような青空。
「今日は最高の1日になる」と確信した朝でした。

徳和集落の中を縫うように歩き、川沿いの道を登山口へ向かいます。

徳和集落を北に 登山口へ向かいます(乾徳山駐車場から登山口の間で撮影)
徳和集落を北に 登山口へ向かいます

左手の川越しに山が見え、
斜面いっぱいに広がる新緑が朝の光に輝いていました。

山の新録と青空 今日の登山は正解✌️(乾徳山駐車場から登山口の間で撮影)
山の新録と青空☀️ この時点で今日の登山は正解✌️

歩き始めて数分でこの景色、テンションが上がらないわけがありません。

しばらく歩くと、左手に乾徳神社が現れます。

乾徳神社 立ち寄り人が多かったです(乾徳神社で撮影)
乾徳神社 立ち寄る人が多かったです

登山の無事を祈願してから先へ進みます。

登山口には出発から約30分で到着。

大きな看板「乾徳山登山口」ここから取り付きます(登山口で撮影)
大きな看板「乾徳山登山口」ここから取り付きます

さあ、ここから本番です。

② 乾徳山登山口→錦晶水→月見岩・扇平

大きな登山口の看板を横目に階段を登り、
いよいよ登山道へ。

しばらくは樹林帯を行きます(乾徳山登山口から国師ヶ原の間で撮影)
しばらくは樹林帯を行きます

樹林帯をもくもくと登っていきます。
「焦らずマイペースで」と心がけていましたが、ソロだと自然と足が早くなるんですよね笑
誰かに合わせる必要がない分、気づいたら自分のペースでグイグイ登っていました。

この時期ならでは!新緑の登山はいいですね☺️(乾徳山登山口から国師ヶ原の間で撮影)
この時期ならでは!新緑の登山はいいですね☺️

新緑が素晴らしい。
足元にはスミレが咲いていて、単調になりがちな樹林帯歩きを彩ってくれます。

林床にはスミレ(乾徳山登山口から国師ヶ原の間で撮影)
林床にはスミレ

しばらく登ると錦晶水の水場に到着。
冷たい水で汗を拭い、喉を潤します。
山の水場の美味しさは格別です。

錦晶水・水量豊富 冷たくて美味い!(乾徳山登山口から国師ヶ原の間で撮影)
錦晶水・水量豊富💧 冷たくて美味い! 

やがて分岐点・国師ヶ原に到着。
左手には高原ヒュッテの跡地、現在は避難小屋として利用できます。
トイレもあるので、ここで済ませておくのがおすすめです。

国師ヶ原付近から徐々に空が見えてきます 正面には乾徳山(乾徳山登山口から国師ヶ原の間で撮影)
国師ヶ原付近から徐々に空が見えてきます 正面には乾徳山

進行方向に目をやると、乾徳山の頂上が見えました。

「……まだ遠いな。」

気を取り直して直進します。


国師ヶ原から登っていくにつれて、木々の間から空が広がってきました。
樹林帯から徐々に草原のような雰囲気に変わっていきます。

枯れ草の登山道を扇原まで登ります(国師ヶ原から扇平の間で撮影)
枯れ草の登山道を月見岩まで登ります 

そして振り返ると——

富士山!

振り返ったら富士山(国師ヶ原から扇平の間で撮影)
振り返ったらこの景色! 

いつの間に見守られていたんだと笑
ここからは富士山を眺めながらの山行です。
西には南アルプスの白い峰々も。
白峰三山・聖岳・赤石岳・悪沢岳がずらりと並んでいました。

南アルプス・白峰三山(国師ヶ原から扇平の間で撮影)
南アルプス・白峰三山 雪まとってます

月見岩に到着。

月見岩 ここで休憩するのも有り(扇平で撮影)
月見岩 ここで休憩するのも有り

この笹原は分岐点になっていて、
右に行くと大平牧場方面へ。
山頂へは道なりに直進します。

月見岩にある看板(扇平で撮影)
月見岩にある看板

大平牧場方面からの登山者もここで合流してきました。
人が一気に増え、賑やかな雰囲気に。
GWらしいな、と苦笑いしながら先へ進みます。

③ 扇平→鎖場→乾徳山山頂(2,031m)

扇平を過ぎると、すぐに鎖が現れます。
大平牧場からの登山者と付かず離れずの山行に。
岩が多くなり、いよいよ乾徳山らしい雰囲気になってきました。

岩も人も多くなってきました(扇平から乾徳山頂の間で撮影)
岩も人も多くなってきました

髭剃岩では、グループ登山の方たちがたくさん。
賑やかな声が響いていましたが、サクッと通過して先へ。

真っ二つに割れた「髭剃岩」
真っ二つに割れた「髭剃岩」

その先で振り返ると、岩越しに富士山が見えました。
岩と富士山のコントラストがいい感じで、思わずシャッターを切りました。

岩の向こうに富士山🗻(扇平から乾徳山頂の間で撮影)
岩の向こうに富士山🗻

雷岩に到着。
奥に鎖が張られています。
鎖を使いながら慎重に登り、途中で後ろを振り返ると——

凸凹の足場がある「雷岩」(扇平から乾徳山頂の間で撮影)
凸凹の足場がある「雷岩」

眼下に扇平の笹原、
その奥に大平牧場のメガソーラーが広がっていました。
「こんなに登ってきたんだな」という達成感がじわりとくる眺めです。

下の笹原が扇平 奥には大菩薩嶺がある小金沢連嶺(扇平から乾徳山頂の間で撮影)
下の笹原が扇平 奥には大菩薩嶺がある小金沢連嶺

次は胎内と呼ばれる大きな岩。
岩の下に体ごと入れる、独特のスポットです。

胎内 ビバークできそう(笑)(扇平から乾徳山頂の間で撮影)
胎内 ビバークはムリそうです(笑)

ここが「胎内」か、と妙に納得しながら通過。
ロープも張られていて、安全に進めます。

ロープを使えば問題なく登れます(扇平から乾徳山頂の間で撮影)
ロープを使えば問題なく登れます

そして胎内を越えると——鳳岩(おおとりいわ)

やはり先行の登山者が待っていました。
待ちは1組。少ない方だったかもしれません。

鳳岩(おおとりいわ) 最後の難所です(扇平から乾徳山頂の間で撮影)
鳳岩(おおとりいわ) 最後の難所です

順番が来て、いざ取り付きます。

足場がないところもあります。
鎖を一つ一つ丁寧にたぐりながら、
腕力でぐいっと体を引き上げる。
足場のあるところまで来たら一呼吸。

「よし。」

そこからは三点支持でしっかり登れました。

足場がないので、初めは腕力で登ります💪(扇平から乾徳山頂の間で撮影)
足場がないので、初めは腕力で登ります💪

乾徳山、山頂(2,031m)に到着!

やっぱり混んでいます笑

混んでますね〜 休憩はムリそうです😅(乾徳山山頂で撮影)
混んでますね〜 休憩はムリそうです😅

山頂の標柱と祠の前では写真待ちの行列。
正直、鎖場の渋滞よりもこちらの待ちの方が長かったです笑

祠と標柱 以前あった乾徳山の手持ち看板は見当たりませんでした、、(乾徳山山頂で撮影)
祠と標柱 以前あった乾徳山の手持ち看板は見当たりませんでした、、

順番を待って、見知らぬ登山者と撮りあいっこ。

山頂はスペースが限られているので、
眺望をひとしきり楽しんだら、先へ進みます。
混んでる乾徳山とは対照的な山が、この先に待っているはずです。

富士山と甲府盆地(乾徳山山頂で撮影)
富士山と甲府盆地
南アルプスオールスター⛰️(乾徳山山頂で撮影)
南アルプスオールスター⛰️
大菩薩嶺⛰️(乾徳山山頂で撮影)
大菩薩嶺⛰️
黒金山 今から行くよ〜👋(乾徳山山頂で撮影)
黒金山 今から行くよ〜👋

④ 乾徳山→乾徳山北峰→笠盛山→黒金山(2,231m)

乾徳山山頂を後にして、梯子を下ります。

乾徳山の賑わいが嘘のように、黒金山方面へ入ると一気に人が減ります。

聞こえるのは風の音と鳥の声だけ。

苔むした森と静かな登山道は、まさに奥秩父らしい雰囲気でした。
ここから先は、人がぐっと減る静かな世界へ。


まず目指すのは水のタル

途中、休憩にぴったりの岩場があります。
2組だけが静かに休んでいました。
乾徳山山頂と富士山が同時に見える、実はかなりいい場所です。
混んでいる山頂を避けて、次回はここでゆっくり休憩したいと思いました。

乾徳山頂と富士山(乾徳山頂から笠盛山の間で撮影)
乾徳山頂と富士山

水のタルへの道は少し分かりづらいポイントがあります。
岩場をそのまま通れば迷わず行けるのですが、回り込んでしまって少し迷いました。
岩場を素直に進むのが正解です。


水のタルは3方向への分岐点。
国師ヶ原への下山道、黒金山への道、乾徳山山頂への道に分かれています。

水のタルにある看板 国師ヶ原への道はガレてます⚠️(乾徳山頂から笠盛山の間で撮影)
水のタルにある看板 国師ヶ原への道はガレてます⚠️

黒金山方面へ進むと、約3分で乾徳山北峰に到着。
看板があるだけの静かなピークです。
初めて来ましたが、意外と知られていないスポットですね。

乾徳山の北峰 樹林帯なので展望はありません(乾徳山頂から笠盛山の間で撮影)
乾徳山の北峰 樹林帯なので展望はありません

ここからの登山道は樹林帯がメイン。
枝や倒木が多く、前日の強風の影響でワイルド感がありました。

前日は荒れた天気だったのでその名残りですかね?(乾徳山頂から笠盛山の間で撮影)
前日は荒れた天気だったのでその名残りですかね?

時折展望が開けて、西側に南アルプスの稜線が顔を出します。

展望スポット 南アルプス見れます(乾徳山頂から笠盛山の間で撮影)
展望スポット 南アルプスが見れます

水のタルから約30分で笠盛山に到着。
展望はなし。静かに通過します。

笠盛山 乾徳〜黒金の中間地点(笠盛山で撮影)
笠盛山 乾徳〜黒金の中間地点

さらに約15分進むと展望スポットが現れました。
南側に富士山、西に南アルプス。

ここも展望スポット👀(笠盛山から黒金山の間で撮影)
ここも展望スポット👀

先客が1組いて、スペース的に休憩できず写真だけ撮って先へ。

振り返ると、少し遠くなった乾徳山と富士山のコラボが見えました。
「あそこから歩いてきたんだな」という感慨があります。

乾徳山(左)と富士山のコラボ(笠盛山から黒金山の間で撮影)
乾徳山(左)と富士山のコラボ

大ダオの分岐を通過。
国師ヶ岳へ続く道らしいですが、バリエーションルートのようです。
いつか歩いてみたい道です。

大ダオ分岐 登山道は荒廃してるようです 看板も荒廃(笑)(笠盛山から黒金山の間で撮影)
大ダオ分岐 登山道は荒廃してるようです 看板も荒廃(笑)

水のタルから約1時間で、黒金山山頂(2,231m)に到着!

黒金山・登頂!(黒金山山頂で撮影)
黒金山・登頂!

乾徳山の賑わいが嘘のような、静かな山頂です。

北側が開けた展望スポットがあり、
目の前に国師ヶ岳がどっしりと構えています。
甲武信ヶ岳・雁坂嶺・北奥千丈岳の奥秩父主脈が一望。
南アルプス・中央アルプス・御嶽山も見渡せました。

国師ヶ岳と北奥千丈岳(どっちがどっちかはわかりません😅)(黒金山山頂で撮影)
国師ヶ岳と北奥千丈岳(どっちがどっちかはわかりません😅)
画面中央が甲武信ヶ岳です(黒金山山頂で撮影)
画面中央が甲武信ヶ岳です
御嶽山 ここで見れるとは!お天気様々🙌(黒金山山頂で撮影)
御嶽山 ここで見れるとは!お天気様々🙌

乾徳山の混雑で食べそびれていたランチを、ここでようやく広げました。

静かな山頂で、奥秩父の山並みを眺めながらのごはん。
賑やかな乾徳山とは別の山域にいるような静けさの中で、
この日一番ゆっくりとした時間を過ごしました。

山梨百名山・95座目 黒金山(黒金山山頂で撮影)
山梨百名山・95座目 黒金山

⑤ 黒金山→牛首のタル→ササ原下展望台→道満尾根→徳和駐車場

黒金山を後にして下山開始。

バイカオウレン キンポウゲ科の多年草(黒金山頂から牛首のタルの間で撮影)
バイカオウレン キンポウゲ科の多年草

登山道の足元に、小さな白い花が咲いていました。
後でGoogleで調べるとバイカオウレン
梅の花に似た可憐な花で、ここで出会えるとは思っていませんでした。
気をつけていないと見落としてしまうような小さな花ですが、発見できて良かったです。

10株ほど咲いていました🌼(黒金山頂から牛首のタルの間で撮影)
10株ほど咲いていました🌼

しばらく歩くと牛首のピークが見えてきました。
その先には笹原が広がっています。

草原に出たら牛首のピークが見えます(黒金山頂から牛首のタルの間で撮影)
草原に出たら牛首のピークが見えます

牛首のタルに到着。

牛首のタル・分岐点 西沢渓谷にも行けるそうです(牛首のタルで撮影)
牛首のタル・分岐点 西沢渓谷にも行けるそうです

正面に富士山、右に乾徳山。
さっき乾徳山山頂から見ていた時とは逆の配置です。
自分がぐるっと山を回り込んできたことが、
この景色で実感できました。

先ほどと替わって、右に乾徳山(牛首のタルで撮影)
先ほどと替わって、右に乾徳山

三ツ峠山・小金沢連嶺も。
さっき通ってきた笠盛山、黒金山も振り返れば見えます。


牛首のタルからはしばらくトラバース気味に笹原を歩きます。

牛首のタルからしばらくトラバース道を行きます(牛首のタルからササ原下展望台の間で撮影)
牛首のタルからしばらくトラバース道を行きます

下り基調でもう登りはほとんどなく、
青空の下、新緑の笹原をゆったり歩く。
この日一番「気持ちいい」と感じた区間でした。

シャクナゲ 黒金山山頂あたりにもありました(牛首のタルからササ原下展望台の間で撮影)
シャクナゲ 黒金山山頂あたりにもありました

タルから約30分、ササ原下展望台に到着。

ササ原下展望台 (ササ原下展望台で撮影)
ササ原下展望台 

東側の眺めが開けていました。

手前が倉掛山 右奥が大菩薩嶺です(ササ原下展望台で撮影)
手前が倉掛山 右奥が大菩薩嶺です

手前に倉掛山、奥に大菩薩嶺・小金沢山と
小金沢連嶺が南へ続きます。
御坂山塊と富士山の存在感が抜群。
北を向けば笠取山・唐松尾山と奥秩父の山並み。

小金沢連嶺 右に富士山 (ササ原下展望台で撮影)
小金沢連嶺 右に富士山 
笠取山と唐松尾山(ササ原下展望台で撮影)
笠取山と唐松尾山

ぐるりと見渡せば、今日歩いてきた山域が
全部つながっているような感覚になります。

さっき登った黒金山も!(ササ原下展望台で撮影)
さっき登った黒金山も!

笹原をさらに下ると黒金山登山口に到着。

黒金山登山口 約30台停めれます(黒金山登山口駐車場で撮影)
黒金山登山口 約30台停めれます

ここからは未舗装の林道歩きが続きます。
これが長い。
大平牧場のメガソーラーを横目に、ひたすら林道を歩きます。

未舗装林道をひたすら下ります(黒金山登山口駐車場から大平牧場の間で撮影)
未舗装林道をひたすら下ります
大平牧場のメガソーラー☀️(大平牧場で撮影)
大平牧場のメガソーラー☀️

そして徳和峠への下りが急で、ここで膝の痛みが出始めました。

道満尾根に入ります(道満尾根で撮影)
道満尾根に入ります

道満尾根に入り、道満山へは少し登り返し。

道満山 ここを越えれば下るだけ(道満山で撮影)
道満山 ここを越えれば下るだけ

「ゆっくり行こう」

焦らず一歩一歩。
長い山行の終盤は、自分のペースが大事です。

急坂を下るのは膝にきます🤕(道満山から徳和峠の間で撮影)
急坂を下るのは膝にきます🤕

道満尾根の乾徳山登山口を経て、徳和集落へ。

登山口まで降りました👍️(道満山から徳和峠の間で撮影)
登山口まで降りました👍️
徳和集落 ホッとします😌(徳和峠から乾徳山駐車場のあいだで撮影)
徳和集落 ホッとします😌

駐車場まで15分ほど歩いて、徳和駐車場に到着!

おつかれ山でした⛰️


すっかり少なくなった車 みなさんもう下山されたんですね😅(乾徳山登山口駐車場で撮影)
すっかり少なくなった車 みなさんもう下山されたんですね😅

駐車場やバス停には乾徳山からの下山者がたくさん。
バス待ちの列もできていました。
GWなので増便していたのかもしれません。

マイカーで来ていたので、
バスを気にせずゆったり帰れました。
車でのアクセス、正解でした笑

まとめ|1日でこれだけ楽しめる山は、そうない

乾徳山・黒金山の縦走を終えて、
率直に思ったことをお伝えします。

1日でこれだけ多彩な体験ができる山は、そうありません。

樹林帯・草原・岩場・原生林・展望——
これだけの変化を1日にギュッと凝縮して楽しめました。

黒金山方面に行かないと、この光景は見れません!(乾徳山と黒金山の間で撮影)
黒金山方面に行かないと、この光景は見れません!

そして2座の「顔の違い」が面白い。
賑やかで整備された乾徳山と、静かで原生的な黒金山。
同じ山域にありながら、全く異なる雰囲気を同時に体感できます。

さらに山梨百名山を1日で2座踏破できるお得さも見逃せません。
「岩場も好き。でも静かな山も歩きたい」
そんな人には、かなりおすすめできるルートです。

ひとつだけ条件を言うなら——晴れの日に行ってください。

月見岩からの富士山、
笠盛山先の展望スポット、
牛首のタルからの乾徳山と富士山のコラボ、
ササ原下展望台からの奥秩父の山並み……

このルートの魅力は、すべて「展望」にあります。
曇りの日では半分も楽しめません。
天気予報をしっかり確認して、快晴の日を狙って出かけてください。


⬇️ 御岳山・大岳山 日帰り登山|ケーブルカーで楽々+奥の院・ロックガーデン周回【奥多摩・コース解説】

⬇️ 三ツ峠山登山|初心者におすすめルートとアクセス・富士山絶景【ゆるハイク百名山】

⬇️ 【2026年版】GWに登れるおすすめの山5選|初心者OK&残雪なしで安心

⬇️ 春の花を楽しむ登山の記録はこちら

⬇️ GW登山のレインウェア選びで失敗しない!10年使ってわかったおすすめ3選と選び方【2026年版】

コメント

タイトルとURLをコピーしました