GW登山向けレインウェアの選び方:4つのポイント

「結局どこを見て選べばいいの?」という方は、まずこの4つだけ押さえてください。
この基準で選べば、GW登山で大きく失敗することはありません。
ポイント①:耐水圧は20,000mm以上を目安に
耐水圧は、「どれくらいの水圧まで耐えられるか」を示す数値です。
一般的には10,000mmあれば大雨に対応できると言われますが、登山ではザックの重みや座ったときの圧力がかかるため、それ以上の性能が求められます。
目安は20,000mm以上。
私自身も、10,000mmクラスのレインウェアでザックのショルダー部分から浸水した経験があります。
GWの山は思った以上に冷えることも多いため、耐水圧は妥協しないのがおすすめです。
ポイント②:透湿性は10,000g/㎡/24h以上
透湿性は、「汗などの水蒸気をどれだけ外に逃がせるか」を示す数値です。
この数値が低いと、ウェア内が蒸れて結局びしょ濡れになります。
目安は10,000g/㎡/24h以上ですが、快適性を求めるなら20,000以上あると安心です。
特にGWは気温が高めで汗もかきやすいため、透湿性は快適さを大きく左右します。
ポイント③:重量は上下合わせて500g以下
レインウェアは「使うか分からないけど必ず持つ装備」です。
だからこそ重要なのが、軽さとコンパクトさ。
上下で500g以下を目安にすると、ザックの中でもストレスになりにくく、しっかり携行できます。
逆に重いと「今日はいいか」と置いていきがちになり、それが一番危険です。
ポイント④:3レイヤーか2.5レイヤーか
レインウェアの構造には主に2種類あります。
- 3レイヤー:表地・防水透湿膜・裏地の3層構造。耐久性と快適性が高く、本格登山向け
- 2.5レイヤー:裏地の代わりに内側にコーティングを施した軽量タイプ。コンパクトでハイキング向け
GWに標高の高い山や縦走を予定しているなら3レイヤーがおすすめ。
低山ハイクや日帰り中心なら、2.5レイヤーでも十分対応できます。

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2026年GW登山におすすめのレインウェア3選
① パタゴニア トレントシェル3L ジャケット【実際に使ってきた定番】


私が登山を始めた10年前、最初に手にしたのがパタゴニアのトレントシェルジャケットでした。
高価なのでメルカリで中古を購入しましたが、実際に使ってみると耐久性が高く、安心感のある一着でした。
「トレントシェル3L」は、H2Noパフォーマンス・スタンダードという独自素材を採用し、透湿性も大きく向上。3レイヤー構造で耐久性も高く、縦走から日帰り登山まで幅広く対応できます。
デザイン性が高く街でも使えることや、環境配慮の素材を使用している点も魅力です。
👉 こんな人におすすめ
- 長く使える1着を探している
- 登山〜普段使いまで兼用したい
- ブランドの安心感を重視したい
価格目安:約27,500円
👇️ パタゴニアの定番モデルをチェックしたい方はこちら
※GW前は人気サイズから売り切れるので早めのチェックがおすすめです
② モンベル ストームクルーザー ジャケット&パンツ(スーパードライテック)【コスパ最強候補】


モンベルのストームクルーザーは、長年登山用レインウェアの代名詞のような存在でした。
私が購入した7〜8年前はゴアテックスを採用していましたが、近年、独自素材「スーパードライテック」に変更されました。それにより透湿性は30,000g/㎡/24hまで向上。さらにジャケット約261gという軽さで、価格は比較的抑えめという、文句の付け所のない出来栄えとなっています。
スペック・価格・軽さのバランスが非常に優れており、今もっともコスパの高い選択肢のひとつです。
👉 こんな人におすすめ
- 初めてちゃんとしたレインウェアを買う
- コスパ重視で選びたい
- 軽さ・携行性を重視したい
価格:ジャケット 約22,000円/パンツ 約17,000円
👇️ モンベル ストームクルーザーの価格・在庫を確認する
※GW前はサイズ欠けが出やすいので、気になる方は早めのチェックがおすすめです
③ミレー ティフォン ストレッチ ジャケット【透湿性重視】


ミレーのティフォンシリーズは登場以来、レインウェアの勢力図を塗り替えた画期的なウェアです。
独自素材で、圧倒的な透湿性。ソフトシェルを思わせる着心地で今までのレインウェアの概念を根底から覆した商品と言えます。
私は実際の山行では未使用ですが、非常に魅力を感じているモデルです。
登場以来、毎年バージョンアップされ続け、現在のモデルは透湿性50,000g/㎡/24h。行動量が多い登山ほど快適さを発揮します。
さらにストレッチ性が高く、岩場や急登でも動きやすい設計で、長時間の行動でもストレスが少ないのが特徴です。
気になる価格はやや高めですが、「蒸れにくさ」を最優先するなら検討する価値は十分あります。
👉 こんな人におすすめ
- 汗かきで蒸れが気になる
- 縦走や長時間行動が多い
- 快適性を最優先したい
※こちらも実使用レビューは今後追記予定です
価格目安:約36,300円前後
👇️ ミレーの人気モデルをチェックしたい方はこちら
※透湿性重視モデルは人気で在庫が少ないことがあります
今日からできる!レインウェア購入前のチェックリスト

GW登山に向けて、レインウェアを選ぶ前に確認しておきたいポイントをまとめました。
購入前に、次の項目を一つずつチェックしてみてください。
✅️ 予算は決めた?
コスパ重視なら2〜3万円、性能重視なら3〜5万円が目安
✅️ 行く山のレベルは?
標高2000m以上や岩場がある場合は3レイヤーがおすすめ
✅️ 試着して動きやすさを確認した?
肩・腕・腰の可動域をチェック。ザックを背負う動作も試しておく
✅️ フードやポケットの使いやすさを確認した?
手袋をしたまま操作できるか、視界は確保できるか
✅️ 収納サイズと重量は問題ない?
ザックに入れてストレスにならないかをイメージする
すべてチェックできていれば、レインウェア選びで大きく失敗することはありません。
レインウェアは「お守り」ではなく、登山中の快適さと安全を支える主役装備です。
少し値段が高く感じても、ここをケチると後悔する確率はかなり高いギアでもあります。
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まとめ:GWの山を安全に、快適に楽しむために

今回は、GW登山に向けたレインウェアの選び方と、2026年のおすすめモデルをご紹介しました。
最後にポイントをもう一度だけシンプルにまとめます。
- 耐水圧 → 20,000mm以上
- 透湿性 → 10,000以上(できれば20,000以上)
- 重量 → 上下500g以内
- 構造 → 迷ったら3レイヤー
この4つを押さえて選べば、レインウェアで大きく失敗することはありません。
そしてもうひとつ大事なのは、「自分の登山スタイルに合っているか」です。
コスパ・軽さ・快適性——どこを重視するかで、最適な一着は変わります。
「まだ迷っている」という方は、今回紹介した3モデルから選べば、まず間違いありません。
GWの山は混雑しますが、それだけ多くの人が「山に行きたい」という気持ちを持っている証拠です。
しっかり準備を整えて、安心して春の山を楽しんでください。
良いレインウェアは、雨の日の登山すら楽しい思い出に変えてくれるはずです。
GW、良い山行を!
最後までご覧いただきありがとうございました!
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