笹山(黒河内岳)登山|ダイレクト尾根を日帰りピストン、山梨百名山100座目

山梨百名山100座目!笹山ダイレクト尾根 日帰り登山 登山日記

2026年11月1日、笹山(黒河内岳)に登ってきました。

私にとっては、山梨百名山の100座目です。

笹山は、山梨百名山の「四天王」と呼ばれる山のひとつ。

奈良田から山頂まで、累積のぼりは約2,000mです。

正直、ずっと足が遠のいていました(笑)

それでも「今年中に山梨百名山を完登したい」という気持ちはありました。

ちなみに98・99座目は、甲斐駒ヶ岳とアサヨ峰でした。

▶関連記事:甲斐駒ヶ岳・アサヨ峰 テント泊登山記|北沢峠ベースで巡る山梨百名山98・99座目

ただ、11月です。

朝早くて寒い、キツい、そしてクマ怖い。

三重苦です💦

そんなときに、山友のしげちゃんが「笹山、一緒に行こう😎」と誘ってくれました。

なみさんも一緒に、3人での日帰りピストンです。

100座目の笹山南峰。山友と3人でセルフタイマー自撮り。
100座目の笹山南峰。山友と3人でセルフタイマー自撮り。

笹山ダイレクト尾根のコース概要

今回は、奈良田駐車場からダイレクト尾根で笹山へ登り、同じ道を下りました。

今回のルート

(往路)奈良田駐車場 → 笹山登山口 → ダイレクト尾根 → 笹山南峰 → 笹山北峰(黒河内岳)
(復路)往路と同じ(ピストン)

  • 距離:13.4km
  • 行動時間:10時間41分(休憩1時間55分を含む)
  • 累積標高差:のぼり1,991m/くだり1,993m
  • コース定数:44
  • 2026年11月1日(日)・日帰り・3人

車は奈良田駐車場に停めました。

5時すぎ、まだ真っ暗な奈良田の駐車場入口
5時すぎ、まだ真っ暗な奈良田の駐車場入口

YAMAPによると約120台停められる駐車場で、着いた時点で30台ほどが停っていました。

【登山日記】奈良田湖の吊橋から100座目の山頂へ

奈良田駐車場を出たのは、朝5時すぎ。

まだ真っ暗で、最初の約1時間はヘッドランプで歩きます。


奈良田湖の吊橋|真っ暗なヘッデンスタート

最初に渡るのは、奈良田湖の吊橋です。

真っ暗なので、下は何も見えません😅

吊橋に「笹山」の案内
吊橋に「笹山」の案内
ヘッドランプで渡る奈良田湖の吊橋
ヘッドランプで渡る奈良田湖の吊橋

▶関連記事:秋の日帰り登山にヘッドランプは必要?

5時14分、笹山登山口に着きました。

ここからダイレクト尾根に取りつきます。

5時15分、笹山登山口
5時15分、笹山登山口

ダイレクト尾根|話しながら登る急登

登り始めてすぐ、急登が始まります。

この序盤の急登が、まずきつい。

序盤から急登が続く
序盤から急登が続く

登っているうちに、空が明るくなってきました。

6時すぎ、周りの山々が見えてきました
6時すぎ、周りの山々が見えてきました
朝日で赤く染まる尾根
朝日で赤く染まる尾根

途中には水場の入口もありました。

看板には「標高1,603m」「往復20分程度」。

水はしっかり持ってきていたので、今回は水場には行きません。

水場入口の看板(標高1,603m)
水場入口の看板(標高1,603m)

樹林帯の登山道の足元は苔がたくさん。

南アルプスらしい風景が見られました。

苔むした南アルプスの森
苔むした南アルプスの森

ダイレクト尾根は、とにかく急登が長く続きます。

しかし、笊ヶ岳と違うのは、急登は続くものの平坦な場所がしばらくあること。

ここで息を整えられるので、幾分登りやすく感じました(個人の感想です笑)

でも、急登→平坦の道がずーっと、続きます。

ですが、3人でずっとしゃべりながら登っていたので、時間を忘れられました。

距離も時間も長いのに、気づいたら進んでいる感じです。

ソロだったら永遠の修行のように感じていたかもしれません😅


樹林の切れ間|南から見る北岳

木のあいだから、白い山が見えてきました。

木のあいだから白い山
木のあいだから白い山

北岳です!

いつもと違って、南から見る北岳。

角度が変わると、北岳ってこんなに形が違うんだと驚きました。

退屈な登山道でしたが、北岳が見られてテンションUP!

元気が湧きました☺️

南から見る北岳 これはテンション上がります⤴️
南から見る北岳 これはテンション上がります⤴️

鳳凰三山も、くっきり。

鳳凰三山 左からオベリスクの地蔵岳→観音岳→薬師ヶ岳
鳳凰三山 左からオベリスクの地蔵岳→観音岳→薬師ヶ岳

8時50分ごろ、「笹山 奈良田」の道標。

標高2,256mまで登ってきました。

標高2,256mの道標
標高2,256mの道標

見上げれば、月も出ていました。

青空だから、月がよく見えます
青空だから、月がよく見えます

笹山南峰|山梨百名山100座目

山頂の手前で、もう一度急登が待っていました。

序盤と並んで、ここがこの日いちばんきつかったところです。

山頂直下。もうひと頑張り
山頂直下。もうひと頑張り

稜線に上がってしばらく行きます。

そして10時半ごろ、笹山の南峰に到着。

山梨百名山の標柱があるのは、この南峰です。

標柱に標高は書いてありませんが、地図では2,718mです。

山梨百名山100座、完登です!

やった!

ようやく着きました!

山頂に着いたときの感覚は、いつもどおり。

でも、100座目だと思うと、少し特別な感じがありました。

思い出すこともありましたが、興奮していて、あまり冷静には振り返れませんでした。

笹山南峰の山梨百名山の標柱
笹山南峰の山梨百名山の標柱
100座目。思わず両手が上がる
100座目。思わず両手が上がる

笹山北峰|静岡側の標柱

笹山の山頂は、南峰と北峰の2つに分かれています。

南峰から北峰へ足をのばします。

北峰にあるのは、静岡側の標柱。

標柱には「笹山北峰 二七三三米」。

南峰より、北峰のほうが少し高いんです。

笹山北峰の標柱(2,733m)
笹山北峰の標柱(2,733m)

完登の記念写真は、この北峰で撮りました。

そして、なみさんからサプライズがありました。

「山梨百名山完登おめでとう」の、立体的な飛び出すカードです。

手作りして、山頂まで持ってきてくれていました。

一緒に写真を撮らせてもらい、嬉しさ爆上がり😭

なみさん作の完登カードを持って、北峰でパシャリ
なみさん作の完登カードを持って、北峰でパシャリ

山頂の展望|雪化粧の富士山と、正面の塩見岳

山頂からは、360°の大展望です。

正面には、蝙蝠岳と塩見岳。

蝙蝠岳と塩見岳 すごく近く感じます
蝙蝠岳と塩見岳 すごく近く感じます

そして、雪化粧した富士山。

2日前の10月30日に富士山の初冠雪が発表されていましたが、私はまだ雪化粧した富士山を見られていませんでした。

今シーズン、雪のついた富士山を見るのはこれが初めて!

笹山の山頂で、記念すべき日に、ようやく見ることができました!

雲海の上に、雪をかぶった富士山
雲海の上に、雪をかぶった富士山
富士山を撮る私(写真:山友)
富士山を撮る私(写真:山友)

笊ヶ岳に、悪沢岳。

笊ヶ岳方面の山並み
笊ヶ岳方面の山並み

笊ヶ岳は、私にとって笹山よりきつかった山です(笑)

▶関連記事:【山梨百名山】笊ヶ岳・1泊2日テント泊|老平から挑んだ体力限界の登山記録

雪を纏った悪沢岳
雪を纏った悪沢岳

北岳をはじめ、白峰三山もずらりと並んでいました。

北岳・間ノ岳・農鳥岳の白峰三山
北岳・間ノ岳・農鳥岳の白峰三山

ただ、北峰は風が強くて寒い。

気温は10℃くらい。でも、風速10m/sはありそうな強い風で、体感温度は一桁台です。

山頂の少し風をよけられるところで、ラーメンを食べ始めました。

でも、食べ終わるころには寒くて、ゆっくりできません。

3人で北峰と南峰のあいだのコルへ移動し、ゆっくり休憩しました。

稜線で景色を眺める山友
稜線で景色を眺める山友

下山|長い樹林帯と、落ち葉の下り

12時ごろ、南峰に戻って下山開始。

ここからは、登ってきた道をひたすら下ります。


ダイレクト尾根の下り|落ち葉でよく滑る

長ーい樹林帯の下りです。

長い樹林帯の下り
長い樹林帯の下り

地面は落ち葉だらけで、よく滑ります。

私も3〜4回滑りました😅

落ち葉の道。よく滑ります
落ち葉の道。よく滑ります

途中には紅葉が残っているところもありました🍁

下りで出会った紅葉
下りで出会った紅葉

登山口の近くまで来ると、手すりのある区間に入ります。

この手すりゾーンが、また長い。

それでも、ここまで来れば登山口はもう少しです。

登山口近くの手すりゾーン
登山口近くの手すりゾーン

15時19分、ようやく登山口に着きました。

足はもう、くたくたです😓

15時20分ごろ、笹山登山口に戻る
15時20分ごろ、笹山登山口に戻る

奈良田湖の吊橋|昼に渡るとスリル満点

朝は真っ暗で何も見えなかった吊橋。

昼間に渡ると、下がよく見えて結構こわいです😱

昼間に見ると結構こわい吊橋
昼間に見ると結構こわい吊橋

15時37分、奈良田駐車場に戻りました。

翌日は、前ももが筋肉痛でした(笑)

今回の山行メモ

  • 笹山ダイレクト尾根は、とにかく長い急登。累積のぼり約2,000mを日帰りで往復。
  • 11月の日帰りなので、5時すぎにヘッドランプで出発。下山は15時37分。
  • 下りは落ち葉が多く、滑りやすい状態(2026年11月1日)
  • 北峰は気温10℃くらい・体感で風速10m/sほどの風で、体感温度は一桁台。
  • 前日、YAMAPの活動日記を見て、最新情報を確認。
  • チェーンスパイクは不携帯。この日の登山道に、雪や凍結は無し。
  • 晩秋の山は天気や気温で状況が大きく変わるので、行く前にYAMAPの活動記録などで最新の状況を確認しておくと安心。

まとめ|100座目は、3人で登った笹山

山梨百名山の100座目は、笹山でした。

キツい、クマ怖い、朝早くて寒い、の三重苦だった山。

でも、しゃべりながら3人で登ったら、長い急登も時間を忘れられました。

山頂では、雪化粧した富士山と、なみさんの飛び出すカード。

最高の思い出になりました。

なみさんが作ってくれた飛び出すカード
なみさんが作ってくれた飛び出すカード

山梨百名山100座を登り終えて思ったことは、後日更新する完登記にまとめます。

▶関連記事:【山梨百名山まとめ】全100座の一覧と特徴|エリアごとの解説

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