2025年10月の終わり、群馬の武尊山で雪に降られました。
紅葉を見に行ったはずが、山頂は真っ白でした⛄️
10月下旬、標高の高い山では、ひと足早く冬の景色に出会いました。
▶関連記事:武尊山登山|10月下旬、紅葉を見に行ったら雪山だった
11月の登山は、高い山を避けて低山に行くことが多いです。
向かうのは、山梨の富士山のまわりの山々。
2021年11月13日、精進湖。
真っ赤なもみじの向こうに、雪をかぶった富士山がありました。

高い山を染めていた紅葉は、11月には麓や湖のほとりまで下りてきます。
そして山頂に立てば、正面に富士山。
11月は、標高を下げて紅葉を楽しむ月です。
この記事では、私が実際に11月に歩いた山梨の4座を紹介します。
11月は山梨の低山で、紅葉と富士山を
| 山 | 歩いた日 | 見られたもの | こんな人に |
|---|---|---|---|
| 王岳 | 2023年11月3日 | 紅葉の登山道、西湖と富士山 | 紅葉の中を歩きたい人 |
| 足和田山 | 2022年11月10日 | 富士山、青木ヶ原樹海、ススキ | 富士山の展望とススキを楽しみたい人 |
| パノラマ台・三方分山 | 2021年11月13日 | 一日中見えていた富士山、精進湖 | 富士山をじっくり見たい人 |
| 羅漢寺山・昇仙峡 | 2022年11月16日 | 昇仙峡の紅葉、南アルプス | 渓谷の紅葉をたっぷり見たい人 |
4座とも、山梨百名山です。
この中で富士山がいちばんきれいだったのは、パノラマ台・三方分山の日です。
天気に恵まれ圧巻の展望を楽しめました。
一方で、紅葉の進み方は4回ともばらばらです。
11月3日の王岳は、登山道が紅葉の真っ只中。
11月10日の足和田山は、登山道の紅葉がもう終わりかけでした。

紅葉の時期は、その年の気温や標高で変わります。
出かける前に、最新の紅葉情報を確認してください。
11月の登山におすすめの山
ここからは、4座を1座ずつ紹介します。
どれも11月に、私が実際に歩いた日の記録です。
王岳|紅葉のトンネルを歩き、西湖と富士山を望む
2023年11月3日、三連休の初日に、西湖のほとりの根場から王岳へ登りました。
駐車場に着いた時点で、まわりの山肌が色づいています。
これだけで、テンションが上がります(笑)
登山道は赤や黄色に輝いていました。

王岳の山頂は、標高1,623m。
山頂からは、富士山がよく見えました。

山頂から先は、吉沢山、鍵掛へと稜線を歩きます。
眼下に西湖、その向こうに富士山という景色が、しばらく続きました。
稜線の足元にはリンドウ。
11月に入っても、まだ花が残っています。
鍵掛峠から根場へ下りると、また紅葉の中に戻ります。

下りきった根場では、ススキ越しの富士山を楽しめました。

紅葉の中を歩きたい人には、王岳をすすめます。
ただ、王岳はこの記事の4座でいちばん標高が高く、根場からの周回で5時間48分かかりました。
時間には余裕を持って出かけてください。
足和田山|富士山と青木ヶ原樹海、黄金色のススキ
2022年11月10日、河口湖のそばの道の駅かつやまから出発。
羽根子山、足和田山を越えて、紅葉台から富岳風穴へ下りる縦走です。
朝の河口湖のほとりでは、もみじが真っ赤でした。

ところが登山道に入ると、紅葉はもう終わりかけ。
黄色い葉と、落ち葉の道です。
足和田山の山頂は、ススキの原の向こうに富士山でした。
お昼は、富士山を見ながらカップ麺です(最高☺️)

三湖台まで進むと、眼下は一面の青木ヶ原樹海。
広場のススキが日に当たって、黄金色に光っていました。

下りは鳴沢氷穴、富岳風穴のそばを通って、樹海の中を歩きます。
下山してから、西湖のほとりに寄りました。
赤いもみじは、ここにありました。

紅葉には少し遅い日でしたが、樹海と富士を楽しめました。
富士山の展望とススキを楽しみたい人には、足和田山をすすめます。
パノラマ台・三方分山|精進湖から望む秋の富士山
2021年11月13日、精進湖からパノラマ台と三方分山を歩きました。
このころの私は、山梨へ引っ越す前で、家探しの最中でした。
天気がいいので、この日は家探しを休んで山へ(笑)
精進湖のほとりから歩き出して、1時間ほどでパノラマ台に着きました。
その名前のとおり、目の前いっぱいに富士山です。

パノラマ台から精進峠を通って、三方分山へ稜線を歩きます。
途中の南アルプス展望所からは、雪をかぶった南アルプスが見えました。
振り返れば、眼下に精進湖。

三方分山の山頂は、標高1,422m。
山頂には標識がいくつも立っていました。

下山は女坂峠から精進湖へ。
精進湖のほとりに下りてきたのは、16時ごろでした。

富士山をじっくり見たい人には、パノラマ台・三方分山をすすめます。
羅漢寺山・昇仙峡|昇仙峡の紅葉と山頂からの展望
2022年11月16日、足和田山の6日後に、昇仙峡から羅漢寺山へ登りました。
天神森の無料駐車場から歩き出します。
平日だったので、駐車場にはすんなり停められました。
鷹の巣山、白山展望台、白砂山と歩いて、羅漢寺山(弥三郎岳)へ。
白山展望台は、日記に「ビーチのような展望台」と書いた白い砂の展望台です。
ここから南アルプスが一望でした。

羅漢寺山の標柱は、昇仙峡ロープウェイの山頂駅のそば。
赤い生け垣の前に立っています。

山頂駅のまわりは、観光客でにぎやかです。
弥三郎岳からは、金峰山や茅ヶ岳、富士山も見えました。
ただ、この日は少し雲に隠れていました。

下りも歩いて、昇仙峡へ。
仙娥滝から、覚円峰の岩壁を見上げながら、渓谷沿いの道を天神森まで戻ります。
この渓谷沿いが、この日いちばんの紅葉でした。
日記にも「このあたり紅葉見頃🍁」と書いています。

ロープウェイを使えば、山頂駅まで上がれます。
私は登りも下りも歩いたので、距離は14.9km。
この記事の4座では、いちばん長い山行になりました。
渓谷の紅葉をたっぷり見たい人には、羅漢寺山と昇仙峡をすすめます。
11月の登山で気をつけたいこと
11月は、10月よりさらに日が短くなります。
| 注意点 | 11月に気をつけたいこと |
|---|---|
| 日没 | 甲府の日の入りは、11月1日が16時51分、30日が16時33分(2026年・国立天文台) |
| 気温 | 朝夕は冷え込みます。休憩のときに羽織る防寒着を |
| 雪・凍結 | 冷え込んだ朝は、低山でも凍結することがあります。高い山では積雪も |
| 狩猟期間 | 山梨県では、11月15日から猟期が始まります |
この中で一番気をつけたいのは、日没です。
私はこの4回とも、10時前後に歩き出していました。
パノラマ台の日は、歩き終えたのが16時すぎ。
日の入りまで、30分ほどしかありませんでした。

11月は、歩き出す時刻を日の入りから逆算しておくと安心です。
日帰りでも、ヘッドランプはザックに入れておいてください。
▶関連記事:秋の日帰り登山にヘッドランプは必要?
休憩のときに羽織る防寒着の考え方は、こちらにまとめました。
▶関連記事:9月登山の服装は何を着る?|3枚重ねても寒かった私が足す「1枚」
狩猟期間は、獣の種類によって終わりの日が違います。
くわしくは、山梨県の案内で確認してください。
秋の山で変わることは、下の記事にまとめています。
▶関連記事:秋の登山で気をつけたいこと|夏山と何が変わる?
まとめ|11月は紅葉を追いかけて低山へ
| 山 | 歩いた日 | 登山口 | 行動時間 | 距離 | のぼり |
|---|---|---|---|---|---|
| 王岳 | 2023/11/3 | 根場(周回) | 5時間48分 | 7.5km | 835m |
| 足和田山 | 2022/11/10 | 道の駅かつやま→富岳風穴(バスで戻る) | 4時間12分 | 11.4km | 743m |
| パノラマ台・三方分山 | 2021/11/13 | 精進湖(周回) | 5時間37分 | 8.7km | 802m |
| 羅漢寺山・昇仙峡 | 2022/11/16 | 昇仙峡・天神森(周回) | 6時間24分 | 14.9km | 1,081m |
※行動時間・距離・のぼりは、私のYAMAPの記録です。山ごとにルートが違います。
11月は、紅葉が山を下りてくる月です。

紅葉の中を歩くなら、王岳。
富士山と樹海とススキなら、足和田山。
富士山をじっくり見るなら、パノラマ台・三方分山。
渓谷の紅葉なら、羅漢寺山と昇仙峡。
足和田山の日は下山後の西湖で、パノラマ台の日は歩き出す前の精進湖で、いちばん赤いもみじに出会いました。
湖のほとりで過ごす時間も、少しだけ予定に入れておくのがおすすめです。
4座とも山梨百名山です。
ほかの山は、こちらの一覧にまとめています。
▶関連記事:【山梨百名山まとめ】全100座の一覧と特徴|エリアごとの解説
11月の週末、天気のいい日を見つけたら、山梨の低山へ出かけてみてください。
ひとつ前の月は、高い山の紅葉から初雪までを紹介しています。


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