11月登山の服装は何を着る?低山の寒暖差に対応する重ね着と防寒対策

11月登山の服装は何を着る?低山の寒暖差に対応する重ね着と防寒対策 登山初心者

※この記事にはアフィリエイト広告が含まれています。実際に使用している装備を中心に紹介しています。

11月。朝の登山口は、寒い。

でも、登り始めると、すぐに暑くなる。

山頂で止まると、今度は冷えてくる。

11月の低山は、1日のうちに何度も寒さと暑さが入れ替わります。

11月の足和田山。落ち葉の積もった登山道(2022年11月10日)
11月の足和田山。落ち葉の積もった登山道(2022年11月10日)

この記事では、私が11月の低山で実際に何を着ているかを、歩き出し・登り・休憩・下山の場面ごとに紹介します。

この記事で想定している山
  • 雪のない11月の低山です。
  • 雪が出てきたら、手袋や帽子などの装備が変わります。
  • 標高や天気によって、必要な防寒着は変わります。

先に結論を書きます。

11月の服装は、登りは長袖1枚。防寒着は、歩き出しと、止まったときと、下りのために持っていきます。

▶関連記事:9月登山の服装は何を着る?|3枚重ねても寒かった私が足す「1枚」

レイヤリングの基本と、保温着の選び方は、9月の記事にまとめました。

この記事では、11月の山で「いつ、何を着て、いつ脱ぐか」に絞って書きます。

11月の私の服装|場面別の一覧

私が11月の低山で着ているものを、場面ごとに並べるとこうなります。

場面着ているもの
歩き出しベースレイヤー+中綿ジャケット
登りベースレイヤーだけ(長袖1枚)
休憩・山頂アクティブインサレーション か 化繊ジャケット(寒ければ重ねる)
下山アクティブインサレーション(暑くなったら脱ぐ)
11月の私の服装。歩き出し・登り・休憩・下山で、着るものを入れ替えます
11月の私の服装。歩き出し・登り・休憩・下山で、着るものを入れ替えます

着ているものとザックに入れて持っていくのは、この8つです。

ウェア使っているもの着る場面
ドライレイヤーオンヨネ/ブレステックPP(ノースリーブ)ずっと
長袖シャツパタゴニア/キャプリーン・クール・デイリー(長袖)ずっと
中綿ジャケットサロモン/中綿ジャケット歩き出し/寒い休憩
ウィンドシェルマウンテンハードウェア/コアエアシェルフーディ登り始め・小休憩
アクティブインサレーションノースフェイス/ベントリックスフーディ休憩・山頂・下山
化繊ジャケットパタゴニア/ナノ・パフ・ジャケット休憩・山頂
レインウェアホグロフス/L.I.M Comp Jacket寒いときの休憩
手袋ノースフェイス/ウィンドストッパーイーチップグローブ(NN62119)1日中

全部を同時に着るわけではありません(笑)

場面ごとに、入れ替えながら着ています👍

場面別の服装

ここからは、場面ごとに、なぜその服を着ているのか、いつ脱ぐのかを書いていきます。


歩き出し|中綿ジャケット

11月の朝の登山口は、寒いです。

私はベースレイヤーの上に、サロモンの中綿ジャケットを着て歩き出します。

かなり前に買ったもので、モデル名はもう分かりません(汗)

前に中わたが入っていて、脇はストレッチの生地になっているタイプです。

化繊の中綿ジャケットは、このあとの「休憩・山頂」で2つ紹介しています。

登っていると、体はすぐに温まってきます。

体が温まってきたら、脱ぎます。

登り始めや、休憩のあとにまた歩き出すときは、中綿の代わりにウィンドシェルを羽織ることもあります。

朝の登山口。長袖シャツの上に、中綿ジャケット
朝の登山口。長袖シャツの上に、中綿ジャケット

登り|長袖1枚

登りでは、ドライレイヤーと長袖シャツの2枚だけになります。

ドライレイヤーは、オンヨネのブレステックPP(ノースリーブ)。

別のブランドなら、ファイントラックのドライレイヤーも、肌の上に直接着るタイプです。

その上に、パタゴニアの長袖シャツ。

長袖シャツは、パタゴニアの「キャプリーン・クール・デイリー」の長袖です。

9月の記事で紹介したのと、同じ組み合わせです。

11月でも、登っているあいだは暑くなります。

私が歩いた日は、登りは長袖シャツ1枚で十分でした。

見た目は長袖1枚ですが、肌にはノースリーブのドライレイヤーを着ています。

11月の王岳。紅葉の中の登り(2023年11月3日)
11月の王岳。紅葉の中の登り(2023年11月3日)

休憩・山頂|アクティブインサレーションか化繊ジャケット

休憩や山頂では、アクティブインサレーションか、化繊ジャケットを着ます。

私が着ているのは、ノースフェイスのベントリックスフーディと、パタゴニアのナノ・パフ・ジャケットです。

私が着るのは、少し休んで、寒くなってから。

寒がりの方や風の強い日は、止まったらすぐ羽織るほうが安心です。

もっと寒いときは、重ねます。

足すもの私の着方
サロモン/中綿ジャケットアクティブインサレーションの下に着る
ホグロフス/L.I.M Comp Jacket寒いときは、いちばん上に着る

アクティブインサレーションは、歩いているときの蒸れを逃がしやすい保温着です。

化繊ジャケットは、止まっているときの暖かさを重視した保温着です。

どちらも中わたは化繊で、通気性と暖かさのバランスが違います。

2着の違いは、9月の記事にくわしく書きました。

私が着ているベントリックスはフード付きで、もう販売が終わっています。

今買うなら、フードのないベントリックスジャケットです。

歩きながら着る保温着なら、アークテリクスのプロトン SL フーディもあります。

ナノ・パフ・ジャケットは、私が着ているのと同じものが今も売られています。

化繊の保温着なら、アークテリクスのアトム フーディもあります。

2024年11月4日、八ヶ岳の阿弥陀岳に登りました。

御小屋尾根から、標高2,805mの山頂まで。

山頂で休んでいるあいだも、アクティブインサレーションで十分でした。

阿弥陀岳の山頂(2,805m)。2024年11月4日、11時53分
阿弥陀岳の山頂(2,805m)。2024年11月4日、11時53分

この日は、青空の広がる日でした。

2,800mを超える山なので、天気や風が違えば、同じ服装で足りるとは限りません。

低山とは条件が違う、ひとつの例として読んでください。


下山|アクティブインサレーション

下りは、アクティブインサレーションを着たまま歩き出します。

暑くなったら、脱ぎます。

左:保温着を着たまま下る。右:暑くなって、立ち止まって脱ぐ
左:保温着を着たまま下る。右:暑くなって、立ち止まって脱ぐ

11月の服装で気をつけたいこと

服装で気をつけていることは、3つです。


汗冷え|着込みすぎない

登りを長袖1枚にしているのは、汗をかきすぎないためです。

汗で濡れたまま休憩に入ると、濡れたシャツが冷えてきます。

歩き出しの中綿も、体が温まってきたら脱ぎます。

汗冷えを防ぐために私がしていること
  • 登りは長袖1枚にする
  • 歩き出しの中綿ジャケットは、体が温まったら脱ぐ
  • 肌にはドライレイヤーを着る

風|ウィンドシェルの出番

風を止めたいときは、マウンテンハードウェアのコアエアシェルフーディを着ます。

Mサイズで130gしかない、薄いウィンドシェルです。

中わたは入っていません。

同じコアエアシェルのシリーズでは、今はコアエアシェルフーデッドジャケットが売られています。

別のブランドなら、パタゴニアのフーディニ・ジャケットも、定番の薄いウィンドシェルです。

着るのは、登り始め、休憩のあとの歩き出し、小休憩のあいだ。

小休憩。長袖シャツの上に、薄いウィンドシェルを1枚
小休憩。長袖シャツの上に、薄いウィンドシェルを1枚

手袋|春秋用のグローブ

手袋は、季節で使い分けています。

夏は夏用のメッシュ。

春と秋は、ノースフェイスのグローブ。

11月は、この春秋用です。

私が使っているのは、ノースフェイスの「ウィンドストッパーイーチップグローブ」(NN62119)です。

薄手のグローブなら、ブラックダイヤモンドのライトウェイト スクリーンタップライナーもあります。

帽子やネックウォーマー、タイツは、11月の低山ではまだ使っていません。

雪があるときは使います。

手袋も、そのときは雪山用のようなものに替えます。

季節私の手袋
夏夏用のメッシュグローブ
春・秋(11月も)ノースフェイス/ウィンドストッパーイーチップグローブ(NN62119)
雪があるとき雪山用グローブ

まとめ|脱ぎ着しやすい服装

11月の服装は、登りは長袖1枚。

防寒着は、歩き出しと、止まったときと、下りのために持っていきます。

私の持ち物を、役割で並べるとこうなります。

役割11月に持っていくもの
汗を肌から離すオンヨネ/ブレステックPP
汗を逃がすパタゴニア/キャプリーン・クール・デイリー(長袖)
風を止めるマウンテンハードウェア/コアエアシェルフーディ
保温(歩き出し)サロモン/中綿ジャケット
保温(休憩・山頂・下山)ノースフェイス/ベントリックス、パタゴニア/ナノ・パフ・ジャケット
雨・風への備え(寒いときは上に重ねる)ホグロフス/L.I.M Comp Jacket

11月は日が短くなります。

服装だけでなく、歩き出す時刻と、ヘッドランプも準備しておくと安心です。

▶関連記事:秋の日帰り登山にヘッドランプは必要?

11月に歩きたい山は、こちらにまとめました。

▶関連記事:11月の登山におすすめの山|紅葉と富士山を楽しむ山梨の低山

秋の山で、夏と変わることはこちらです。

▶関連記事:秋の登山で気をつけたいこと|夏山と何が変わる?

登りで1枚脱いで、止まったら1枚着る。

11月の低山は、そのくり返しです。

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