涸沢テント泊|紅葉のカールから北穂高岳・涸沢岳・奥穂高岳へ、快晴の2泊3日

登山日記

「日本一の紅葉」「死ぬまでに一度は見たい紅葉」

こんなフレーズがつくくらい、涸沢カールの紅葉は広く知られています。

1日目のお昼の涸沢カール。紅葉の斜面の下に、テント場が広がります
1日目のお昼の涸沢カール。紅葉の斜面の下に、テント場が広がります

私も、過去に2度行ったことがあります。

1回目は、横尾にテント泊して、涸沢経由で奥穂高岳へ。

▶関連記事:【北アルプス登山記】涸沢カールの紅葉と奥穂高岳|横尾テント泊で満喫する3日間

2回目は涸沢でテント泊でしたが、あいにくの曇り空。

涸沢のテント泊で、絶好の天気に巡り会ったことはありませんでした。


そして、2026年10月の三連休。

天気予報は3日とも、晴れ、晴れ、晴れ☀️

紅葉は1週間前にピークを迎えていましたが、まだ楽しめる状態(涸沢ヒュッテ・涸沢小屋の公式発表)。

筆者
筆者

これは行かないと後悔するやつだ。

大混雑覚悟で、上高地に突っ込みました(笑)

計画は、涸沢カールにてテントで2泊。

2日目に、北穂高岳から涸沢岳、奥穂高岳と、穂高の稜線を歩きます。

この記事は、その2泊3日の記録です。

涸沢ヒュッテの看板の前で
涸沢ヒュッテの看板の前で

コース概要

前の晩に沢渡で車中泊して、始発のバスで上高地へ。

1日目は上高地から涸沢まで登り、テント場へ。

2日目は、テントを涸沢に置いたまま、北穂高岳→涸沢岳→奥穂高岳と縦走。ザイテングラート経由で涸沢へ戻ってきます。

3日目は、同じ道を上高地へ下りました。

今回のルート

DAY1:上高地 → 明神 → 徳沢 → 横尾 → 本谷橋 → 涸沢(テント泊)

DAY2:涸沢 → 涸沢小屋 → 北穂高岳南稜 → 北穂高岳 → 涸沢岳 → 穂高岳山荘 → 奥穂高岳 → 穂高岳山荘 → ザイテングラート → 涸沢(テント泊)

DAY3:涸沢 → 本谷橋 → 横尾 → 徳沢 → 明神 → 上高地

  • 総距離:37.7km
  • 行動時間:18時間29分(3日間の合計)
  • 累積標高差:のぼり2,464m/くだり2,463m
  • コース定数:72
  • 天気:3日とも快晴☀️

0日目・1日目|沢渡から上高地、涸沢へ

登山前夜、沢渡駐車場で車中泊しました。

始発のバス(1台目)で上高地に入って、11時前には涸沢に着きました。


沢渡駐車場|0時を待って入庫

10月9日の23時、沢渡の駐車場の近くに着きました。

広めの路肩に車を停めて、日付が変わるのを待ちます。

沢渡の駐車場は、日付が変わる前に入庫すると1日分の料金が加算されるからです。

0時になって、バスターミナルに一番近い市営第3駐車場へ。

すでに8割ぐらい埋まっていました。

市営第3駐車場 すでにほぼ満車!(写真は3時ごろ)
市営第3駐車場 すでにほぼ満車!(写真は3時ごろ)

切符売り場を見に行くと、すでに20人分くらいの列。

ほとんどの人が、椅子やマットを置いて場所取りしています。

0時14分。きっぷうりばの前に、場所取りの物が並んでいました
0時14分。きっぷうりばの前に、場所取りの物が並んでいました

私たちも20番目くらいに場所取りしました。

4時に来て並ぶことにして、それぞれの車で寝ました。

貼り紙には「乗車券の販売は4:50頃の予定」
貼り紙には「乗車券の販売は4:50頃の予定」

しかし車内はめちゃくちゃ寒かったです。

この日の夜、沢渡の気温は6.8℃でした。(ウェザーニュースより)

3時に起きてトイレに行ったら、列が建物を一周していました!

3時過ぎの切符売り場周辺 寝袋で並んでいる人たちで長蛇の列😳
3時過ぎの切符売り場周辺 寝袋で並んでいる人たちで長蛇の列😳

「早めに場所を取っておいて、良かった。。」

貼り紙では4時50分ごろの発売予定でしたが、実際には予定より50分早い4時に発売が始まりました。

4時25分のきっぷうりば。上高地の往復乗車券は大人3,000円
4時25分のきっぷうりば。上高地の往復乗車券は大人3,000円

自販機で切符を買うと、係員さんに案内されてバス待ちの列へ。

切符を買ったら、係員さんの案内でバス待ちの列へ(4時26分)
切符を買ったら、係員さんの案内でバス待ちの列へ(4時26分)

4時45分ごろにバスに乗り込み、ゲートが開く5時にバスターミナルを出発しました。

上高地までの往復乗車券
上高地までの往復乗車券

沢渡の駐車場とバスの詳しいことは、別の記事にまとめる予定です。


上高地〜横尾|朝の梓川

5時27分、上高地に到着。

5時28分の上高地バスターミナル。まだ薄暗いのに、人でいっぱい
5時28分の上高地バスターミナル。まだ薄暗いのに、人でいっぱい

大勢の人です。

バスターミナルのトイレはすでに大行列(特に女性)。

ここでのトイレは諦めて、歩き始めることにしました。

今回のように混んでいたら、沢渡で済ませるか、小梨平や明神まで歩いてからにするのがよさそうです。

準備をして、まずは河童橋へ。

河童橋と梓川。奥に穂高の山並み
河童橋と梓川。奥に穂高の山並み

明神に向かう途中で、明神岳の頂だけが赤く染まっていました。

6時01分。明神岳に朝日
6時01分。明神岳に朝日
徳沢キャンプ場
徳沢キャンプ場

明神でトイレ休憩をして、徳沢を過ぎ、7時52分に横尾へ着きました。


横尾|北アルプストレイルプログラム

横尾には、「北アルプストレイルプログラム」のゲートがありました。

横尾の「北アルプストレイルプログラム 横尾登山ゲート」
横尾の「北アルプストレイルプログラム 横尾登山ゲート」

私たちはここで登山計画を出して、環境省からの質問に答えます。

問題ないことを環境省の人と確認し、ゴミやし尿を残さないことを念押しされ、通過しました。

この横尾ゲートは、2026年に長野県と環境省が効果を確かめるために設置したものだそうです。

横尾大橋を渡れば、いよいよ登山スタートです
横尾大橋を渡れば、いよいよ登山スタートです

ここから始まる本格的な登山を前に、トイレを済まし、休憩です。

柿の種と一口羊羹などでエネルギーチャージしました。


本谷橋〜涸沢|人の多い登り

横尾から先は、横尾谷を登っていきます。

本谷橋。河原で休んでいる人がたくさん
本谷橋。河原で休んでいる人がたくさん

約1時間ほど歩いて、本谷橋に到着。

ここでもう一度休憩です。

ここから涸沢までは、急登が続く場所も多いハードなところ。

さらに、人が多いので自分のペースで歩くのがむずかしい。

下りてくる人も多くて、すれ違いの待ちがたびたび起こります。

本谷橋の先。見上げると、色づいた葉
本谷橋の先。見上げると、色づいた葉

ナナカマドをはじめとする紅葉の木々たちがお出迎えです。

涸沢まであと少し。紅葉のなかを、前の人について登ります
涸沢まであと少し。紅葉のなかを、前の人について登ります

10時43分、なんだかんだで、ようやく涸沢に到着!

11時41分の涸沢。テント場のまわりも紅葉です
11時41分の涸沢。テント場のまわりも紅葉です

約12kgのザックのせいか、とにかく疲れました。


涸沢|テント設営、そして乾杯!

テント場は、5割ぐらい埋まっていました。

テントの受付は13時30分からなので、先に設営です。

石が多くて、斜めのところも多い。

ペグも、刺さるところと刺さらないところがあります。

板を敷けるコンパネを使いたかったのですが、売り切れでした。

それでも登山道から近すぎず遠すぎない、平坦ないい場所に張れました。

自分のテント。まわりは石だらけです
自分のテント。まわりは石だらけです

涸沢のテント場のことは、別の記事でくわしく書く予定です。

昼ごはんはカレーメシ。

涸沢ヒュッテでビールのロング缶を買ってきて、乾杯!

ロング缶で乾杯。1本800円でした
ロング缶で乾杯。1本800円でした

よく歩いた!


涸沢小屋の上|遠くに見えた紅葉の斜面

そのあと、腹ごなしに1人で涸沢小屋の上のほうまで歩いてみました。

テントから見ていて、紅葉がきれいな斜面があったからです。

涸沢小屋から少し登ると、屏風ノ頭の奥に常念岳
涸沢小屋から少し登ると、屏風ノ頭の奥に常念岳

でも、近くでは見られませんでした。

テントから見て紅葉がいいところは、登山道から外れたところでした。

私が歩いているあいだに、山友がテントの受付を済ませてくれていました。

嬉しい。

テント代は1泊2,000円で、2泊で1人4,000円です。


夕方のテラス|2回目の乾杯

16時から夕ごはん。

ビールを買いに売店へ行ったら、めっちゃ行列(笑)

生ビールは1,000円です。

テラス席が取れたので、ここで2回目の乾杯!

17時48分。薄暗くなりはじめたテント場
17時48分。薄暗くなりはじめたテント場

夜のテント場|10分の迷子

この夜、私は自分のテントがわからなくなりました。

似たテントばかりで、自分のテントがどれだかわからない(イメージ)
似たテントばかりで、自分のテントがどれだかわからない(イメージ)

テラスでごはんを食べたあと、トイレに寄ったので、山友とは別々にテントへ戻りました。

それがダメでした。

日が暮れて、あたりは薄暗い。

同じようなテントが、斜面いっぱいに並んでいます。

歩いても歩いても、自分のテントが見つかりません。

10分ぐらい、テント場をさまよいました。

マジで泣きそうでした。

迷子です。

しかし。さまよい続けて、なんとか見つけました。

見つかった時の安堵と言ったら。。涸沢に着いた時の安堵感をゆうに上回りました笑。

テントの中のライトを点けておくと、暗くなっても見つけやすい(イメージ)
テントの中のライトを点けておくと、暗くなっても見つけやすい(イメージ)

テントの中のライトを点けて出ていれば、すぐにわかったと思います。

まだ明るかったのでつけずに行き、テラスでの色々な方々との会話が楽しすぎて、暗くなるまで話し込んでしまったことが原因です。

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